連日報道されている大震災のこと。
悲しいこと、つらいこと、苦しいことばかりが
ピックアップされ、未来が無いかのようにデフォルメされた記事。
それが人の恐怖心をあおり、さらにうねりをあげて
おっきくなっていく様子が見れる。
はたしてこれって事実??
確かに、被災された方、お身内を無くされたり、行方不明で未だに消息がわからず
不安な夜を過ごしてらっしゃる方はたくさんいらっしゃる。
その方全員が打ちひしがれているんだろうか。
80歳代の男性が津波がひどかった地域から救助され、
その方へのインタビューをみていた。
何とかその悲惨さ、大変さ、お涙ちょうだい的なコメントをとろうと必死だったレポーターに対し
その男性は笑顔で「わしは、チリ大地震の津波も、戦争も乗り越えてきたから、このくらい
大したことないです、ハッハッハ(^◇^)」と答え、レポーターはそれから質問しなかった。
やはり両面あるんだなぁ‥。つらい現実を受け止めながら、命があっただけでもありがたい、命があれ
ば何でもできると笑顔で答えた女性。どんなに荒れ果てた荒野でも、季節がめぐると、必ず芽が出る。
どちらか一方だけってのは無いんだ。かならず両面ある。
今、日本は、震災、原発、火山の噴火と次々災いが起こり、とってもつらい局面だけど
それを乗り越えるだけの力が日本にはあるんだとおもう。経済がつよけりゃいいってもんじゃない。
GDP世界一でなくても、それ以上にもっと大切なものを今、日本から発信していってるように感じる。
「和」を大事にする文化を持つ日本。だからこそできる、みんな一丸となって、
自らができることで協力し合う。そして何が本当に起こっているのかをしっかり両側面から見る。
これが今求められているような気がする。
まず、自分から‥、できることをする。私たちはできる!! 大丈夫!!