両面からみる | どこのドイツのめーやんです

どこのドイツのめーやんです

アメリカ、台湾、コソボ、北極圏の生活を経て、2013年からドイツ在住、単身赴任中のドイツ人オットぼるおと時々2人生活満喫中。
潜在数秘術®と筆跡診断をつかっていろいろやってます。

連日報道されている大震災のこと。

悲しいこと、つらいこと、苦しいことばかりが

ピックアップされ、未来が無いかのようにデフォルメされた記事。

それが人の恐怖心をあおり、さらにうねりをあげて

おっきくなっていく様子が見れる。

はたしてこれって事実??

確かに、被災された方、お身内を無くされたり、行方不明で未だに消息がわからず

不安な夜を過ごしてらっしゃる方はたくさんいらっしゃる。

その方全員が打ちひしがれているんだろうか。

80歳代の男性が津波がひどかった地域から救助され、

その方へのインタビューをみていた。

何とかその悲惨さ、大変さ、お涙ちょうだい的なコメントをとろうと必死だったレポーターに対し

その男性は笑顔で「わしは、チリ大地震の津波も、戦争も乗り越えてきたから、このくらい

大したことないです、ハッハッハ(^◇^)」と答え、レポーターはそれから質問しなかった。

やはり両面あるんだなぁ‥。つらい現実を受け止めながら、命があっただけでもありがたい、命があれ

ば何でもできると笑顔で答えた女性。どんなに荒れ果てた荒野でも、季節がめぐると、必ず芽が出る。

どちらか一方だけってのは無いんだ。かならず両面ある。

今、日本は、震災、原発、火山の噴火と次々災いが起こり、とってもつらい局面だけど

それを乗り越えるだけの力が日本にはあるんだとおもう。経済がつよけりゃいいってもんじゃない。

GDP世界一でなくても、それ以上にもっと大切なものを今、日本から発信していってるように感じる。

「和」を大事にする文化を持つ日本。だからこそできる、みんな一丸となって、

自らができることで協力し合う。そして何が本当に起こっているのかをしっかり両側面から見る。

これが今求められているような気がする。

まず、自分から‥、できることをする。私たちはできる!! 大丈夫!!