世の中、今年もバレンタインデーとやらがやってきましたね。
お仕事を頑張っていただいてる旦那様に感謝の意を込めて、
このワタクシもチョコを毎年プレゼントしたりしてるわけ。買って。
そうするとね、夜遅く帰宅してご飯を食べた後にアリガトウ言いながら
旦那が食べる量ってたかが知れてるわけ。
で、結果私が残りを嬉々として食べるという、なんともはや、
誰のためのバレンタインですか的な感じになっちゃうわけ。
誰が悪いって、美味しすぎるチョコが悪い。
でさ、今年はチョコじゃなくて手作りでお菓子でも作ろうかなーと思い立ち、
レシピ検索ナンバー№1と豪語するクックパッドさんでいざ検索ですよ。
チョコパイ!簡単!失敗しにくい!みたいな感じの。
なんとなくコレいいじゃん、と、レシピ通りに準備を進めて、
手順通りにオーブンにセットして記載通りの時間で焼き上げました。
一度も様子を見ることもなく。
まぁそれが見事裏目に出ましてですね、軽快な電子音と共に、
ウキウキでオーブンの扉をパカーと開けたんですがね、
パイ生地に挟み込んだチョコがね、なんかグツグツしてたから。
何かこう「地獄」っぽいなーって感じのグツグツ感っていうか。
画像とか乗せたらR18とか軽く喰らいそうなホラー感だったからね。
あれ?
しかも若干、火事現場みたいな感じの匂いするよね、みたいな。
いやいやいや、レシピ通り作ったし、時間もキッチリ守ったしね、
意外や意外、食べるととんでもない上質な美味さなのかもなーなんて、
安易な妄想を脳内で繰り広げながら一個口に入れてみたんですけどね。
いやー、お菓子クチから掻き出したの生まれて初めて。
ビックリした。
これがチョコパイ!?パイもチョコもどこ行った!?っつーくらい、
味覚がとっさにエマージェンシーの警告を発するレベルの苦さ。
ちょ、今私何食った!?みたいな。
いやー、マニュアル通りじゃダメだね。
臨機応変でいかなきゃね。
オーブンだっていろいろなわけで、よそんチのオーブンの通りじゃなく、
もっとうちのオーブンと打ち合わせすべきだった。
どう?焼けてきた?みたいに様子見るべきだった。
いやー勉強になった。
やっぱね、目視って大切。
で、とてもじゃないけど何修行!?みたいなレベルの苦さに食べれるわけもなく、
結局、再度やり直して無事普通のチョコパイを作ることができました。
めでたしめでたし。