ちょっと日付をさかのぼりまして、1月24日のお話。
まぁ、インフルエンザ2回目の接種に行ってきたわけなんですが、
ちょっとその状況をね、記録しておこうかな、と。
あの日のチビも「今日お注射頑張ったらトミカだ!」と息巻いておりまして、
堂々と受付に「お願いしまーす」と、診察券やら保険証やらを渡しては、
サクッと熱を測ってたんですよね。
案の定、1時間30分待ちという、相変わらずTDLバリの大人気だわー、
なんて思いながら、トイザラスで時間潰しという毎度のスケジュールでいこうと、
「外出してきまーす」とトイザラスを目指しました。
「おかあさん!サージあった!サージにする!」と、
目をね、これでもかっつーくらい爛々と輝かせて満面の笑みを浮かべるチビ。
そしてオズオズと言ったのです。
チビ 「おかあさん…先に欲しいな…」
おーっと、そうきた?
でもちょっと待って来たコレ。
先にご褒美って何か嫌な予感するんですけど。
いざ試練(注射)という土壇場で嫌だ嫌だとゴネて振り切るんじゃね?
ブツはもう手に入ってるわけだし…
とまぁ、私のCPUでこんなシミュレーションがなされたわけ。
で、たどり着いた結論としてはこれ。
キ ケ ン な か お り が ブ ン ブ ン す る
でもさ、我が子を疑うのも嫌じゃない。
裏切らないと信じたい気持ちも多々あるじゃない。
よし、ここはひとつ、息子を信じてみよう。親として。(よし、いいこと言った!)
そしてチビと「注射ちゃんと打とうね」と、指切りをしつつ、
固い固い約束を交わしてミニカーを買ったのです。
そしていざ、決戦の火蓋は切って落とされたわけ。
先生 「じゃ、打つよ~」
チビ 「え!?こわいぃぃぃぃぃっ!いやだぁぁぁぁぁっ!!!ぎゃぁぁぁぁっ!!…」
もうね、絶叫かます程のホラー性どこにあったっけ?みたいな慄きよう。
挙句、尻尾切って逃げ出すトカゲの如くトレーナーを脱ぎ捨ててでも
診察室の外へ出ようと試みるその本能に、看護師さんと私二人がかりで、
つかまえて羽交い絞め、先生が笑いをこらえつつ打つという、
物凄い展開になったわけであります。やっぱりだ…。
そしてすべてを終え、待合室に出た刹那。
チビ 「あかあさんのバカッ!!!」
ユト 「は!?なんでよ!つーか君、泣き過ぎだよ。」
チビ 「バカッ!おかあさんのスマホもバカ!ゴミ!」
は?ゴミ!?ゴミって…。
もうね、恐怖やら何やらを必死でぶつけようと思ってるんだろうけど、
いかんせん所詮は4歳児、己が知ってる数少ない攻撃ボキャブラリが、
「バカ」と「ゴミ」だったっつーわけね。
でさ、ずーっと「おかあさんのバッグもゴミ!」とか、「ネイルもゴミ!」とか
「ピアスもゴミ!バカ!」とか、言われ続けましてですね、
もう面倒臭いんで、はいはいゴミでいいですよーと、
瞳孔半開きで会計済ませて病院を後にしました。
ああ、疲れた。
で、結論。
ご褒美は絶対あと!何が何でもあと!!