最近のチビ、暇さえあればバッブーバッブー言ってるんですけど。
ユトさん、バブバブ言うのはイクラちゃんだけだと思ってた。
リアル赤ちゃんも本当に言うんだね。
また一つ、勉強になりました。
という訳で、意外にも無口な男だったチビ。
ア、ア、アとかダ、ダ、ダ、くらいのボキャブラリで、
笑う時も大半はニヤリ、が定番だったんですよね。
それがここ最近ね、違うこと喋り出した。
「たいたいたいたい」
喋り出したっつっても、「は?何だって?」のレベルだし。
意味とか全然わかんないし。
つか、意味とか無いだろ的な方向で、
適当に「うんうん」相槌打ってきたんですよね。
で、この間、判明した。
チビ抱っこして、外見ながら遊んでた時、
たまたま電車が通ったんですよ。
もうね、大興奮。
普段、ニヤリ程度で笑いを流す男がね、
ゲヒャゲヒャ大喜びしちゃったくらいにして、
尚且つ、溢れだす喜びを抑えきれずに、
私の首の頸動脈をギーッって握りしめたんですよ。
ユト 「痛い痛い痛い痛いっっ!!」
チビ 「たいたいたいたい(チョー笑顔)」
純真無垢な、くったくのない笑顔で、
一点も曇ることのない透き通る双眸を私に向けつつ、
左手はクリティカルに頸動脈という急所を握りしめてくる息子の、
輝かしい未来を垣間見た気がしました。ドSの。
「痛い」っつー単語を覚え始めたって事は、
かなりの頻度で「痛い」っつー単語を聞いてるって事じゃないですか。
うん、どんだけ言わされてんの私、っつー話。
でもさ、これ、マズイよね。
わかりやすいようにシミュレーションしてみようか。
「チビ君て、初めての言葉何だったの?」
「あ、【痛い】です。」
「え…(ドン引き)(やや青ざめぎみで)」
ねぇ、絶対さ、「虐待」の二文字とか想像されちゃうよね。
こんな小さな子が「痛い」を最初に覚えるだなんて、みたいな。
あそこの母親、要観察ですね、みたいな。
んで、児童相談所とかから常にマークされたりしてさ。(笑)
いやいやいやいや、(笑)じゃないから。
全然笑えないから。
うん、「痛い」は避けよう。
まだ間に合うはず。
そうだ!
「好き」とか可愛いよね。
初めて覚えた言葉は「好き」です、みたいな。
よし、今度から痛い時に好き好き好き!って言おう!
ギャーッ!好き好き好きーっ!!(痛みに震えながら)
………。
いやぁ…それもどうかと思う…。