7月中旬頃の話になっちゃうんですが、
チビ、プールデビューしたんですよ。
プール、つっても、最近行き出した、
市立保育園内にある子育て支援センターのプール。
ほんわかした保育士さんが、
「プールを~準備したんですけど~よかったら~どうですか~?」
とか言ってくれちゃうもんだから、ここは親として、
是非経験させてみたいじゃないですか。
あー、でもプールとかあるの知らなかったから、
タオルとか準備してないしなー、って諦めてたら、
「全部貸しますので~大丈夫です~是非入ってみてくださいよ~」
だなんて言ってくれるもんだから、ユトさんイヤッホー!みたいな。
オムツ一丁のチビと、外のビニールプールを目指して繰り出すと、
大きなパラソルが2つ、ちゃんとセッティングしてあったりしてさ、
ユトさんもウッカリ、おお、夏ジャン!みたいにチャラ付いた気分になってきましたよ。
プールにたどりつくとね、何かね、
お母さんにしがみ付いて泣いている子、
プールに入ることさえ拒否して逃亡を試みる子、
楽しそうに入ってる子が入り混じってね、
ビニールプールの中、エライことになってた。
え、何このカオス。
そんな混沌としたビニールプールの中へ、
ユックリと今、国王陛下、投入の儀。
いやー、まー、泣かないとは思ってたけどね。
何その泰然たる態度。しかも仁王立ち。
「ほらチビ、座ってみようよ、楽しいよ?」
と、促しながら座らせてみようと思ったんですけどね、
まるで、「俺の脚、関節とかチャラついたもんついて無いから」ぐらいの勢いで、
全っ然、脚まげませんでしたから。ちょ、何この子。
諦めてチビの脇、両手で支えながら遊んでたんですけど、
チビ、他の子の様子を数分ガン見してまして、
安全だとわかったのかバシャリと座ると、
テンションMAXでバシャバシャ遊び始めました。
以前から、もしかして…と、薄々感じてたんですけど、
今回の件で、ユトさん確信しました。
この男、慎重派。
石橋を叩いて渡るタイプだよ。
まぁ、暴走して自爆するよりはヨシ、として、
石橋を叩き過ぎて渡る前に割っちゃう、みたいな事、
笑えるからホントそれだけは勘弁してね、
と、思わず願わずにはいられない、
ユトさん39歳の夏の始まり、でした。