例年8月から相模湾ではコマセエサでのキハダマグロ・本ガツオ乗り合い船が各船宿でスタートする。
システム的にはエサ船なのだが、ミヨシの限られた場所ではルアー(ジギング・エビング)が許される船が多く、8月上旬〜9月下旬にかけての相模湾では、先端にルアーマン・胴の間付近はエサ師を乗せた船がポイントで船団となる光景が見られる。
昨今、コマセの影響かエビングの釣果が目立っている傾向にあり、エビング発祥の地である沖縄でも、ジギングよりもエビングでのキハダキャッチをテレビや雑誌でよく目にする。
確かにエビングはヒット率が高く、初心者でもキャッチがイージーなのに対し、ジギングはタナ取りやファイトが難しく、アタリも繊細な場合があったりして、エビングよりもテクニカルなゲームだと思うが、エビングの強めタックルに対し、PE2号・リーダー30〜40lbというライトタックルで掛ける魚は非常にスリリング!
時には20kgクラスのキハダもジグに食ってくるので、是非とも挑戦いただきたい☆
昨年度は不調だったのか、メジカツオジギングには一度も出撃しなかったので、一昨年の釣行をご参考までご覧ください!
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2017年8月6日 平塚・庄治郎丸
8/6は台風の影響も無く、予定どおり4人で平塚の庄治郎丸・メジカツオ船に出撃してきました!
当日は朝4時頃に船宿に到着しましたが、受付表を見るとルアー客は意外に少なく、ゆったり釣りができるスペースを確保!
(Hideさん、ありがとうございました!)
(Hideさん、ありがとうございました!)
6時に出船、各船が一勢にポイントへ船を走らせます。
港から30分程でメジカツオの群れが回遊しているポイントに到着しますが、どの船も待機したままで、竿を出してるのはプレジャー船のみ。
常連さん曰く、釣船は協定で7時からスタートなんだそう・・・だから早く準備してもなかなか出船しなかったんですね。
7時を過ぎ、ようやく釣りスタート!
一面ミニラが沢山跳ねてます。
ミニラで遊びたくなる気持ちを押さえて水深20〜30mまでジグを落とします・・・が、「万が一」に備え、とりあえず1匹稼いでおきます(笑)
そして、Naoにエビングでカツオがヒット!幸先いいです。
他のメンバーもエビングに切り替え、ひたすら落とし続けますが、なかなかヒットしない(泣)
自分はもちろんジギングオンリー。
エサ師の方々は順調にカツオをヒットさせてます。
たまらずモチベーション回復のためミニラ狙いにシフト・・・このパヤオ周辺にミニラ大量発生中!
しかし朝イチに比べミニラの反応が悪く、水面のシラスに夢中でルアーには見向きもしないやつがほとんど。
Hideのキャストしたポッパーにメータークラスのミニラ親分が一瞬ざわつきましたが、続かず・・・ついにミノーもキャスト(笑)
エサ師の方々が何尾かお土産を稼いだところで、キハダ・キメジメインのポイントへ移動です。
移動直後からエサ師にキハダがヒットしますが、瞬殺…そして船長ブチギレ(笑)
そして、ついにエビングで攻めていたNaoにキハダがヒット!
雰囲気的に走らせることができない状況(船長絶賛ブチギレ中)だったため、ファーストランを押さえてのファイトはマグロタックルと言えど、なかなか厳しそう・・・
皆でNaoをアシストしてマグロを引き寄せますが、いかんせん船長がプレッシャーをかけるので、魚のコントロールが難しい・・・
それでもようやく魚が回ってきて、魚体が見えてきました!
「あと10m!」
「あっ!!??」
・・・
・・・
・・・
まさか・・・
バラシ・・・
Naoの感触では、30kgは余裕で越えていた手応えだったようです。
バラシで更に船長ブチギレ!
「なんで巻かねぇんだよぉぉ~△◎♪♯◇□@」
いやいや、もう少し余裕のある状況ならば確実に取れたと思いますが・・・
いやいや、もう少し余裕のある状況ならば確実に取れたと思いますが・・・
気を取り直して釣りを再開しますが、エビングすらなかなかアタリが無く、ジギングでスキルジグをひたすら落としていた自分に、フォールでようやく待望のアタリ!
船長「竿立てろ!」
自分「リアルフュージョンなんで無理です。」
船長「寝かすな!竿立ててアワセろ!!」
自分「立てたら折れちゃうんで無理です。」
太軸なフックだったためフッキングが甘く、結局バラシ・・・
自分「立てたら折れちゃうんで無理です。」
太軸なフックだったためフッキングが甘く、結局バラシ・・・
沖縄パヤオのチャーター船と違い、強引なやり取りができないローレスポンスロッドは、エサ師乗合の相模湾メジカツオ船には使えないですね・・・
我々のバラシ連続で船長ブチギレ!
その後も最後まで頑張ったメンバーでしたが、無念のタイムアップ・・・後ろ髪を引かれながら帰港です。
その後も最後まで頑張ったメンバーでしたが、無念のタイムアップ・・・後ろ髪を引かれながら帰港です。
タイムアップ前、エサ師が25kgのキハダをゲット!
ここでも船長のブチギレ攻め・ハイプレッシャー攻めがありましたが、苦労の末無事ゲットしてました。
この日はシラス狙いのミニラ(水面に大漁)の他、ナブラを追うカツオやキハダの跳ねも見られましたが、船から遠かったり、各港の船が群れを蹴散らしてしまうなど、あと一歩な1日でしたね・・・
(キャスティングの仕立てなら相当良い1日だったかも)
帰港後は船宿からかき氷のサービス!
そして魚の解体です。
この日はシラスが大量発生!ミニラ・カツオがボコボコ食べてました。
エサ師のマグロ25kg
最後はデニーズで反省会!
次回はきっと・・・