今夜は皆既月食。今年2回目です。
日本中天気が良かったので、多くの人が赤銅色の月を眺めたことでしょう。
今夜を逃すとあと3年あまり見ることができませんよ。
「今日の晩酌」は月見酒になりました。
満月と月食の両方を見ながらの月見酒はめったにできない事です。
「月見酒」は秋の季語
月を見ながらの晩酌は、春・夏・冬にはふさわしくないという事かな。
というか、秋が一番しっくりくるんでしょうね。
平安時代の月見酒は、月を眺めて和歌を詠み合う行事を兼ねていたそうですよ。
秋の夜長、月と歌を肴に飲むお酒は楽しかったことでしょう。
平成時代は和歌を詠む代わりにブログ鑑賞。
全国の皆さんが撮った写真を見て月見酒も悪くないね。
宮城県から見えた月。欠け始めの頃。
全国的に知られている浦霞。中でもこの『禅』はネーミングやラベルの面白さからファンが非常に多いそうですよ。
地元だけに敢えて自分では購入しないつもりだったので、良い機会になりました。
佐浦の創業はおよそ300年前。
1000年以上の歴史を有する地元の塩竈神社のお神酒を造る酒蔵としての役割をになってきたわけです。由緒正しいですね。
実は3日前に開封して飲んだのです。
その時は、味がぼやけた感じで美味しいとは感じなかったなあ。あまり好みの味ではなかったです。
そして、今日は月見酒として飲んでみると味が変わってました。美味くなってたんですよ。一般的に日本酒は開封したらすぐに飲みきるべきですが、酸化で好みの味に変わることもあるんですねえ。
月に合いました!
「ムーンにフィット!」・・・ルー大柴がCMの中で言ってたセリフ。
さて、塩竈市は仙台市の隣に位置して海に面しています。大震災の際には津波で大きな被害を受けました。現在は復興途上です。
良い漁港があり、昨年の水揚げ金額は全国13位。そのため寿司屋さんがたくさんあることで知られていますよ。
恒例のゆるキャラです。
等身大のキャラはいないようですが、市のキャラクターが11人もいるんですよ。
上段左端は「源 ねりかま」
かまぼこの生産が日本一なだけありますね。
3年後の皆既月食の日に、再び「今日の晩酌」で美味しいお酒を紹介したいな。
その日まで、このブログが続いているでしょうか?