私はうつ伏せになっていた時
枕を腕で抱えるようにして、
両手は前にだらりと下げていた。
そこへAさんが枕元に立って
肩から肩甲骨回りをマッサージ
し始めた。
パレオに包まれたAさんの下腹部が
時々私の手の甲に当たる・・・
(///∇//)
ここはそっと手の甲で
下腹部にスリスリするべきだな?
いや、もう少し大胆に手を広げて
Aさんの腰をそっと抱え込み
肉付きの良さそうな尻を
撫で回してもいいよな?
今度こそはと思い切って手を
動かしてみたものの、
Aさんは移動して空振りに終わり、
うーん、と伸びをするふりをした(笑)
念願の仰向けコールが
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
Aさんは優しく目の上に
タオルをそっと載せて、
頭のマッサージを始める。
これがまた絶品なんだな。
うう~と呻いてしまうくらいに
気持ちがいい。
ふと気が付くと顔の当たりに、
ふあっ・・・ふあっ・・・と
微かな風を感じる。
Aさんの鼻息だ!(*^▽^*)
こんなに顔を近づけて
真剣にやってくれているんだな。
タオルの向こうにすぐAさんの
綺麗な顔が・・・と思うと
胸の鼓動が高鳴ってくる。
嗚呼!Aさんの息は
かぐわしい香りだ。
顔に息が来るタイミングで
すーはーすーはーと
もの凄く荒い深呼吸をする(笑)
それと同時に目を瞬かせて
頭を微妙に左右に動かし
タオルをずらそうと試みる(笑)
そんな必死の努力をAさんは
知る由も無く、漸くタオルが少しズレて
視界がちょっと開けたときには既に
Aさんは次の場所へ・・・(TT)
その4へつづく