8月14日【8日目】ピナクルズからカルバリへ@PER-BRMツアー1日目
西海岸をパースからブルームまで北上。総移動距離は約4500Km。9日間の旅ごくり。
(ちなみにお値段は$1125、食費とオプショナルツアーは自前)
朝6時半にツアーバスがBPにpickしにきてくれて、全部のメンバーがそろってパースを出発したのが8時頃。
メンバーは10人、なんと8人女、なんという(・ε・)
国籍もフランス、オランダ、スペイン、ドイツ、中国、韓国、日本とちょうど良いミックス加減。
ガイドさんも、まさに「旅してきました」的なワイルドスイーツ(笑)、性格の良さそうなお兄さんで安心◎
まずは、ピナクルズに向かいます。
ここはパースから車で約250km、ナンバン公園の中の一帯としてある砂漠です。
着く前には雨だったんだけど、散策直前になってカラっと数十分の晴れ間が。
あの、ナウシカとユパ様が出会う場所?のモデルになったと言われている場所。
確かに雰囲気はある。
ピナクルズにゴリラポッド(ぐにゃぐにゃになる三脚)をぶっさしてのセルフタイマー撮影
今や砂漠地帯ですがその昔は海岸であったとされ、そこに根を張っていた原生林が風化して堆積した石灰岩層だけが残ったらしい。長い長い歴史が作った壮大な「砂漠の墓標」
トトロに似た岩があると言われているらしいけど、もうこんな無数にある中からなんて探せません><
緑の中に突然広がる砂漠と無数の岩。自然の不思議っていう言葉がしっくりくる。
車に戻るとまた大雨に。運が良い時間に行けて良かった。
ピナクルズを出て数分走ると、突如車道に現れたモンスターが!
↓
ハリモグラ(エキドナ)。これぞオーストラリアの動物。カンガルーやエミューに比べるとレアらしいので初日に見れてラッキー!
普通にテクテクとかわいらしい感じで車道を横切ろうとしていたところにうちらのバスが近づいたら、急に車道の真ん中でブリっと変身した。
(こんな車道で変身しても跳ねられたら終わりなのに><)
体長40cmほど、結構でかい。つついても動かない。
大きさ比較兼ねて私も触ってみた。
うん、ブリっとしたものにトゲが生えている。トゲは結構太い。
巨木がぐにゃっとまがって草原に数本、ポツポツと生えている。
バスの中にあったオプショナルツアーの日本語訳。
「鮫が再生を楽しんでいることをそう想像しなさい。ほとんど冷えている、緩む」
見渡す限り、ずーーーーっと草原。
夕日が落ちそうになる頃には「まどろむ」という言葉がぴったりの時間に。
こういう時間は、胸を“きゅーーーん”とさせる。そして何故か今までの海外生活の回想や、昔働いていた時のことや、昔片思いしていた人のことなんかを走馬灯のように思い出して、また“きゅーーーん”とする。
そして、「ああ、私いま、こういう自由な時間で“きゅーーーん”としているなあ」と思うことで、
また更に“きゅーーーーーーん”とする。
こういうことを、時間の制限無く感じられることは本当に貴重。
旅、特に自然の中をただつっきるような、“何もしない”時間が多い旅は、感受性が強くなってとても深い意味を持つのかもしれない。
(旅と言っても、都会への旅はまた思うことが違うよね)
私は「自分探しの旅」という名目の旅はしたことがないけれど(笑。むしろ自分を探すのは日々の生活の積み重ねの中で、と思っている。)このような感受性が高まっている時に自分について考える時間を持つという事は、確かに自分の中の何かを探るという事なのかもしれない。
きゅんきゅんしたあとは、お酒を買い込んで今日の宿へ。
メンバーの中でも酒好きが集まり、夜中まで飲む。
米と肉とビールがあれば幸せ \(○^ω^○)/
必殺シェイクフェイス
(これはガイドさん、さすが年季が違う)
まだまだシェイクしきれてません!
夜中まで皆と一緒に飲んでたからてっきりガイドさんの知り合いとかかと思ってたけど、後から聞いた話によると行商のおじさんだったらしい(笑)ツアー客がきたら、山のてっぺんからふもとの宿に降りてきて行商するらしい。自由(´・ω・‘)
メンバーもガイドさんも良さそうな人だし幸先のいいスタート。
このツアー、思いっきり楽しんでみせる!
【今日の宿】
カルバリYHA。ちっこくて設備も良くないけどCozyな感じ。















