浦和学院、決勝進出 | アマチュア野球をめぐる旅。

アマチュア野球をめぐる旅。

高校野球を中心にアマチュア野球(ときどきプロ野球)の観戦記。

春季埼玉大会・準決勝(花咲徳栄対埼玉栄・浦和学院対鷲宮)を観戦に県営大宮公園野球場に足を運んだ。

第1試合は同じ学校法人同士カード。センバツ出場の花咲徳栄が埼玉栄を3-1で振り切った。
中越え適時二塁打で先制など3安打を放った花咲徳栄の3番・楠本泰史の柔軟な打撃が印象に残った。

「花咲徳栄、準々決勝進出」(弊ブログ・12年11月1日付け記事)
http://ameblo.jp/go-baseball-studium/entry-11396272551.html


アマチュア野球をめぐる旅。
ほぼ満員の県営大宮球場


浦和学院はセンバツ優勝投手、エース小島和哉、鷲宮は背番号8の橋本源太を先発マウンドに送り出した。

浦和学院はセンバツ優勝後、春季関東大会への推薦出場が決まっている中でモチベーションの難しい試合。
センバツ決勝戦(済美)の先発メンバーから下記のように変更があった。
高田涼太は三塁手から捕手、木暮騎士は一塁手から三塁手、ベンチ外だった阪本祐也が一塁手で出場。

3回裏、浦和学院は二死2塁から1番・竹村春樹が右翼線への適時打を放ち先制。
6回裏には6番・斎藤良介の左犠飛、7回裏には3番・山根佑太の適時打で追加点を加えて突き放した。
浦和学院は試合序盤は橋本を打ちあぐねるものの、少ない好機を確実に得点に繋げる隙の無い攻撃を展開。


アマチュア野球をめぐる旅。
浦和学院のエース小島和哉



森士監督に先発登板を志願した小島和哉はセンバツ決勝以来の登板を無四球、2安打完封で締め括った。
小島は鷲宮打線を相手に三塁を踏ませず、97球という少ない球数で9イニングを完封している。
打者の左右を問わず制球されるインコースへのストレートはセンバツから更に威力を増している印象である。

ちなみに、2010年4月から鷲宮を率いている柿原実監督は浦和学院野球部OBである。


アマチュア野球をめぐる旅。
試合後のスコアボード


決勝戦は高田の三点本塁打などで花咲徳栄を8-0で下した浦和学院が勝利、4年ぶりに春の埼玉を制した。
関東大会では日大三対作新学院の勝者と5月19日(日)第1試合で対戦することが決まっている。


アマチュア野球をめぐる旅。
埼玉大会お馴染みのトーナメント表