ブラバン甲子園 | アマチュア野球をめぐる旅。

アマチュア野球をめぐる旅。

高校野球を中心にアマチュア野球(ときどきプロ野球)の観戦記。

千葉県大会・四回戦を観戦にQVCマリンフィールド(旧千葉マリンスタジアム)に足を運んだ。
第一試合・習志野対若松、第二試合・東海大浦安対東総工業、第三試合・拓大紅陵対西武台千葉という対戦カード。


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第一試合の開始時間で、ネット裏はすでに満席でした


高校野球に不可欠なものの一つにブラスバンド、チアガールによる応援が挙げられる。
球場、対戦段階、夏の大会以外は禁止という地域もあるというが、夏の大会を彩る風物詩と言ってもいいだろう。

センバツ大会では東日本大震災の被災地に配慮という理由でブラスバンドが禁止されたのが記憶に新しい。
ブラスバンドを自粛するという事が被災地に対する配慮というのは理解し難い。
東北地方の代表校を地元近畿地区の有志学校が支援するという形こそが被災地に対する配慮ではないだろうか。


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習志野の応援団


高校野球のブラスバンドは「ブラバン甲子園」というCDの発売で市民権を確かなものにした。
たかが応援ではなく、ユニフォームやプレイにおける特色に匹敵するような個性をブラスバンドの応援に見ている。

大都市圏で特にその華やかさを競い合う中にあって習志野、拓大紅陵のブラスバンドは評価が高い。

習志野のブラスバンドの合言葉は「美・爆音」という。
顧問の石津谷先生の「我々はBGM楽団ではなく、闘う吹奏楽部として野球応援にのぞみます。勝利のために」と述べている。
他校とは一線を画す大迫力で大音量の応援をスタンドに目にすれば、そのコンセプトに大きく頷ける。


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拓大紅陵の応援団


習志野は若松を7-0で下して、五回戦に勝ち上がった。
19日はQVCマリンフィールド(第二試合)で五回戦・敬愛学園との対戦を控えている。
千葉県大会組み合せを参考に首都圏にお住まいの方はぜひスタジアムでその迫力を体験して頂きたい。


「全国屈指のブラバン応援対決」 拓大紅陵対習志野 高校野球情報.com


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フィールドシートから見る試合風景