秋の野球と、新型インフルエンザ。 | アマチュア野球をめぐる旅。

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高校野球を中心にアマチュア野球(ときどきプロ野球)の観戦記。

明日から東都大学・首都大学の秋季リーグ戦が開幕する。
センバツに向けた高校野球の都道府県各地区大会も開幕を今週末に控えるところが多い。

マスコミ報道にあるようにNEWSの山下智久・錦戸亮はインフルエンザと診断される。
担当医師の指示により、完治するまで外出せずに自宅療養する事を決めた。
ほかのNEWSのメンバー4人やジャニーズ事務所のタレントから発症者は確認されていない。
しかし、関係者は戦々恐々とした心境ではないだろうか。
また、国内では新型インフルエンザが原因と思われている死亡者が8人に上っている。
日常生活を送る上でも無視できない状況になってきた。

さて、アマチュア野球と新型インフルエンザであるが、多いに関連が出て来ると思われる。
記憶に新しいところでは、春の近畿大会が中止になっている。
そして、この秋は更なる影響が出るのではないかと懸念している。


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感染予防のためマスク姿で抽選会に参加した選手の姿


慶応義塾・上田誠監督は自身のブログで「インフルエンザを乗り切った学校が選抜に進むのかもしれない」と見解を述べている。

部員もしくは学校内でインフルエンザ感染とみられる発症があった場合、試合はどうなるのだろうか?
試合が間近に迫り、感染が疑われる学校が試合放棄という事態が起こり得るのだろうか?

今日現在、高野連のホームページにはインフルエンザに対する対処法はアップされていなかった。
よって、これまでの対応から推測してみたい。

夏の甲子園での立正大淞南は感染した疑いのあるメンバーをベンチから外して対応。
代替選手を入れる事が出来なかった。
静岡大会では第4シード・浜松市立が、開会式前に同校の生徒5人が感染が発覚。
簡易検査で13人に陽性反応が続出した事から休校措置取られ、野球部は開会式の参加を見合わせた。

以上のような対応を考量すると、
① 野球部員に感染者(感染と疑わしきメンバー)が出た場合、
当該選手は欠場を余儀なくされる。そして、代替メンバーは認められない。

② 校内で感染が拡がり休校措置が取られた場合、試合は延期?またはコールドゲーム?


高校野球においては、5回しかない甲子園への挑戦権。
大学野球のリーグ戦も、それぞれ掛け替えの無い公式戦である事は間違いない。
部員のみなさんは、くれぐれも健康に留意して欲しいと今年は切に願わずには居られない。

最後に東都大学野球ご観戦の皆様へのお願いを紹介させてもらう(HPより)
「新型インフルエンザに関する対応について」
ご来場いただく皆様に安心・安全に試合観戦をお楽しみいただくための予防策として、
下記のとおりの対応をいたしますので、ご協力お願いいたします。

1.セキ、発熱等の症状があるお客様は観戦を自粛ください。
2.必要とされる場合は、マスクの持参および着用をお願いします。
3.神宮球場では入場ゲート、トイレ等に消毒液を設置いたします。


これは東都リーグ観戦に限らず、今秋の野球観戦全ての試合観戦に適用したい。