甘えは捨てろ!今日、この場で。 | バスケが100%上手くなる秘密のブログ

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本気で上手くなりたいと心から思うバスケットプレイヤーに様々な視点から一流の人だけがしっている、けど誰も教えてくれない、そんな価値ある情報を余すことなく提供していきます。

どうも。gobeです。



今日は去年の11月ごろにメルマガのほうで配信した記事を載せようと思います。


結構前のなので、時間軸がおかしいところがありますが、あくまで去年の11月に書いたということを頭の片隅に置いたうえで読んでいただけたらと思います。


内容的には、これから本気で頑張ろうと思う皆さんにとって価値のあるものだと思うので、しっかりと読んでいただければと。




以下、メルマガ記事
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最近どんどん寒くなっていますが、元気でしょうか?もちろん毎日練習に励むこと、これは大事なのですが、それと並行して体調管理しっかりしてくださいね。


風邪などの病気は100%自己責任。これはアスリートの常識ですので。しっかり対策していきましょう。



それでですね、今日の記事は少しばかり長いですが、それだけの価値ある内容であることを約束しますので、集中して読んでもらえたらと思います。




準備できましたか?



では行きます。





突然ですが、皆さん元陸上日本代表選手の為末大さんをご存じでしょうか。





この人です。




ざっと経歴を話すと、陸上のハードル走でオリンピックに三大会連続で出場を果たし、世界選手権では銅メダルを獲得するなど、日本の陸上界をけん引してきた素晴らしいアスリートです。




そんな彼が先日ツイッターでこんなことを呟いておりました。




「成功者が語る事は、結果を出した事に理由付けしているというのが半分ぐらいだと思う。アスリートもまずその体に生まれるかどうかが99%。そして選ばれた人たちが努力を語る。やればできると成功者は言うけれど、できる体に生まれる事が大前提」




どうでしょうか?




これを聞いた皆さんの多くは、今何とも言えない複雑な感情になっていると思います。実際この発言後、ネット上では「一流のアスリートであった人間がそんなことを言うべきではない」などと彼を批判する声が多く出ました。


そのような批判がでるのも無理はない発言だと思います。


ただ、忘れてはならないのは、彼自身、その壁を超えようと何年、何十年と
努力を重ねてきた人間であるということです。


そして僕自身、この発言自体完全に正論だと思います。
否定する余地がどこにもない、まさにグーの音も出ないってやつです。


で、バスケですが、


バスケも越えられない壁というのはあると思います。
それも野球やサッカーなんかよりもはるかに顕著です。


だって、想像してみてください。



NBAというトップレベルの世界では、
2m超えた選手が垂直跳びで100cm近く平気で飛んだり、170、80cm位の選手が軽々とダンクを決めるような世界です。


やっぱりレブロンやジョーダンみたいな身体能力を備えていれば、
そりゃあバスケが楽しくてしょうがないだろうな思います。



さらに、やっぱりどんなに頑張ってもプロになれない人というのは、、、、います。しかも何人も。




僕も一応バスケコーチと名乗って活動している以上こういうことはあまり言うべきではないと思うのですが、それが現実です。






ですので、上を目指すのは諦めましょう!





なんてことが言いたい訳ではもちろんないのですが、まずこのことはしっかりと認識しておいてください。




そのうえでここからが大事なのですが、
じゃあ僕らはどうすればいいの?ってことになるわけですね。




まあ一言で言えば、ごちゃごちゃ言わずに練習しろってことになるわけです



夢見るもよし、僕が前行ったように将来のうまくなった自分を妄想してニヤニヤするもよし。でもそんなことは二の次でとにかく練習しろってことです。




例えばですね、サッカーであれば、ボールを蹴れなければ、話になりません、野球ではボールが打てて、自分に向かってくるボールをグローブでキャッチできなければ使い物にならないわけです。




バスケも同じです。高いレベルでプレーしたいのであれば、あの小さなリングの中にボールを入れる技術、前を向きながらドリブルが左右ほぼ差なくつける技術、相手に取られずに味方にボールを渡す(パス)技術、抜いてくる相手を中に入れないようにし、シュートを打つ相手の確率を極限まで落とす(DF)技術、試合の流れやチーム状況の中からより良い選択をできる(バスケIQ,頭脳、考えること)技術などなど、、、、、、、、





最低限こういうのがないと、





“お話にならないわけです”





そしてですね、これらの“技術”に関しては、才能関係なく努力と熱意で身につけることができるわけです。(これが何より重要!!)




いいですか、僕が言いたいのは、全国大会にいけるとか、プロになれるとか、NBAに行けるとか、そんな結果だけにとらわれるなということです。


大事なのは、そこではなく、そこに行くための準備、つまり技術を身につけるというところにあります。


そしてそのために毎日汗流して必死に練習し、家に帰ってきても自主練やイメトレ、その日の反省などで汗をかき、最低限必要な技術を身につけ、かつそれの質を最大限まで高めることに日々の大切な時間とそのために自分が必要な道具(バッシュ、パワーボール、サポーター、バスケ教材などなど)への投資を惜しまないということが大事なわけですね。




あなたの望む結果(全国出場、プロになるなど)がついてくるかは保証できませんが、少なくともそこまでの努力をする覚悟があり、それを実行できるのであれば、あなたが絶対に後悔をしないレベルの結果を出せることは保証します。



そして僕はそんなみなさんを、全力でサポートします。



ただですね、当たり前ですが、ドリブルもろくにつけないのに、プロになるにはどうしたらいいですか。とか、シュートが入らないのに、どうしても勝ちたいのですがアドバイスくださいなどの質問はお話にならないというのは今日の話で十分に分かるかと思います。




どんどん質問、相談してきてください。僕も全力で答えます。




その代わりそれ相応の努力をしてください。



それだけは約束してください



僕らはバスケを本気でうまくなるために集まった精鋭集団なわけです。北海道から沖縄まではもちろん、なかにはアメリカからメールしてきてくれる人もいます。あなたはそんな中の一人なわけです。



今の実力がどうであろうと関係ない。今日から変わりましょう!あなたならやれる。



読んでいただきありがとうございました。


gobe




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ソクラテスという哲学者の重要な考えの一つに「無知の知」というものがあります。


これは、かなりざっくり言うと、当時彼より頭がいい人たちはいっぱいいたのですが、その人たちはちょっと頭がいいだけで、世の中の何でも知っているというような態度でいたわけです。
そこで彼は、確かに自分はその人たちほどの知識はないが、そのこと(無知であること)を自覚しているという点において、彼らより優れているというと考えたという彼の考え方のことです。


何が言いたいかというと、無知の知ではないですが、まずは、どうやっても埋まらない差というものが現実にあるのだということをしっかり”受け止める”ことを行ってほしいわけです。


そしてそのうえで、その差を埋めるためにはどうすればいいかをしっかりと考え、それを実際に行っていく(例えばジャンプ力の差を埋めるためにスクワットなどのジャンプ力UPの練習をし、できるだけその差自体を縮めるというのもそうですし、逆に当たり負けしてしまう分スピードやシュートテクニックを磨きなるべく接触せずにシュートができるように練習するなどし、別の形で差を補うというのも一つです。)という謙虚な姿勢を持ってしっかりと練習をしていただければと。



もちろん簡単に上の世界に行くことはできませんが、是非頑張ってそこにたどり着いてほしいなと思います!!


今日以上です。



ではまた!