「ミステリと言う勿れ」の決まり文句 | 104snowのブログ

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「R」と「L」の発音

「R」の発音について「舌先は口内のどこにもつけないのがポイント」と習いませんでしたか。ところが、日本語の「ラ」行の発音は「舌先を上あごにつけて」発音します。にもかかわらずローマ字の「ラ」行の子音は「R」です。一方、英語で「舌先を上あごににつけて」発音する子音は「L」です。「ミステリと言う勿れ」の決まり文句風に言うと、「僕は常々思っているんですが、ローマ字の『R』行は『L』であるべきではないでしょうか。」

 

「R」はどう発音する

わたしはピアノをひくことが出来ません。右手と左手が同時に異なる動きをするなど想像もつかないからです。そうとうの訓練を積まないと出来ないことだと思います。同様に人間の唇と舌は、意識せずに動かすとほぼ似た動きをすることにあるとき気付きました。「ウ」と発音するように唇をかまえると、舌も唇と同じ様に縦方向に「U」の字にまるめられます。この口の形で、「ラ」と発音してみて下さい。「舌先は口内のどこにも」付かないでしょう。つまり、「ウ」の口をしながら、「R」を発音するのです。そう思って発音練習のYouTube(ユーチューブ)を見ると、どれも「ウ」の口から発音しているように見えてきます。

「right」「wright」を発音記号で見るとどちらも「ráit(ライト)」で同じ発音です。一方、「w」は日本語の「ウ」に近い発音の子音になりますが、ときに発音しないことがあります。翼を表す「wing(ウイング)」では発音しますが、「wrap(ラップ)」「wrack(ラック)」「wreak(リーク)」のように後に「r」が付いて「wr」となると「w」を発音しません。そして、どの単語にも「w」を除いた同じ発音の単語が存在するのです。わたしはネイティブスピーカーと話す機会はないのですが、案外「ウ」の口での「r」発音、通じるかもしれませんネ。

「L」の発音は悩む必要はないでしょう。日本人は、どう発音しても「L」発音なのですから。