図書館の予約本が なかなか来ない・・

って最近はずっと言ってる気がしますが

先日、本屋さんで こんな本を衝動買いしてしまいました。

 

 

地図に明るくないので 所々Googleマップで確認しながらで

それでも 位置関係が分からなかった場所もありますが・・。

 

まずは大阪から。

「なにわ」という呼称について。

浪速、難波・・という漢字がありますが

発祥として 豊かな漁場を意味するまさかの

「魚庭(なにわ」だった説が有力なんだとか。

 

そして、大阪にとって 歴史的に淀川の重要性が強調されていて

河川の整備、町の区割りをした秀吉のお陰で

現在の大阪があるとして

その後の経済発展への貢献度の高さの解説に多くが割かれていました。

 

特に疫病対策の為の下水は<太閤下水>と呼ばれて

400年も前に造られた下水が暗渠の形で小学校に遺されているとあったので

早速、Googleマップで確認。

 

天満橋駅近くの八軒家浜という場所は

その名の通り八軒の船宿があったそうで

現在、水陸両用バスとして観光も出来るんだとか。

楽しそう~♪

 

4月に訪れた道修町に

大手製薬メーカー本社が多い理由に

吉宗が関係していたとは意外でした。

 

そして、後半は神戸編。

少し前に NHKオンデマンドで「平清盛」を見ていたということもあり

清盛が福原・・つまり現在の神戸へと遷都を

考えていた理由を少しだけ理解出来たかな。

 

江戸の人々が灘の生一本という高級な酒を有難がっていたけど

幕府は灘の酒造りを警戒して むしろ酒造禁止措置まで取られていたのに

制限が解除された理由として 川と農業技術の改良による米の豊作があったらしい。

 

何かと今話題の神戸県知事ですが

初代知事って伊藤博文だったのね~。

 

六甲という地名の由来は 諸説あるようですが

神功皇后が関係していた「六つの甲(かぶと)」説は ちょっと怖い・・。

 

・・・等々 意外なことも多く

大阪、神戸の地理が分かっていたら もっと面白く読めたかも。