先週の土曜日、夫が「今日は会合があるから遅くなるしご飯いらないよ」と言うので

以前、衝動買いをしていたこの本を参考に

江戸の名残りを感じる為に日本橋~新橋まで歩きに行ってきました。

(左側のガイドマップは日本橋にあった観光案内書で頂きました)

 

よく言われることとして 東京って(東京だけじゃないけれど)

常にどこかで再開発と称して 工事をやっているので

昔の名残が残っていなくて・・と嘆く人が多いけれど

そもそも江戸は家康の入府によって 埋め立てられたりしている訳で

その時々で住む人たちが住みやすいように変化していくのは

自然の流れなんじゃないかと 本書を読んで感じました。

 

その一方で 今回歩いていく過程で 

その後に生きている人々の努力によって残されている遺構や解説版によって

江戸時代の人達との繋がりを感じることが出来ました。

 

以下、自分の為の備忘録として。

 

本にはなかったけど 地図を見てみると 

日本橋近くに 先日読んだ蔦重の「耕書堂」跡があると知って

まずはこちらに寄ってみることに↓

 

それでは 日本橋から出発~。

日本橋のすぐ横には 三井家の家祖、三井高利によって創業された現<三越>↓

 

徳川慶喜の揮毫による<日本橋>と

凞代照覧に描かれている江戸時代の<日本橋>

今まで何回か日本橋を訪れたことがありますが

今回は いつもより 潮の匂いを感じて

この地が 江戸時代に魚市場だったことを 実感しました。

 

そして、本の通りに真っすぐ行くと 日本橋高島屋に到着。

建物が重要文化財に認定されているとのことで 中へ入ってみたら

おお~!素晴らしく重厚なエレベーターが!↓

思わず乗ってしまい 上の階でお蕎麦を頂きました。

 

腹ごしらえも整い 京橋に到着~↓

 

 

更に真っすぐ歩いて行きます。

 

土曜日の為 歩行者天国になっていた銀座通りを歩いて行くと

和光ビルと銀座の名前の由来の解説版があります↓

 

そして、新橋親柱に到着↓

 

意外にまだ時間があったので 観光案内書で頂いた地図をみると

アドミュージアムが近いことを知って行ってきました↓

以前、来た時に 迷った本を今回購入したら トートバックも頂きました↓

 

更にまだ時間があったので <一石橋迷子しらせ親柱>へ

 

更に更に時間があったので 本に載っていた江戸城石垣の刻印が

遺されているという旧文部省の虎ノ門駅へ↓

はっきりと残っている刻印に 当時の石工の方々を始めとした人々の

苦労に思いを馳せて 何だか感動~

 

本屋さんに行くと 昔の散歩本にどうしても目がいってしまう私。

またいつか こういう街歩きをしたいです。