早速、下巻を。
この巻も似たような人物が次々と登場なので
家系図を見ながら読みましたが
なかなか苦戦しました~
長々と続く戦いの場面に 少々飽きていたのもあるのかもしれません。
でも、まぁ、今も昔もこういう戦いにおいて
主な人物たちの背後に大勢の命が失われ
それぞれは一つの駒に過ぎないんだうよな~とも思ったり。
まぁ戦いってそういうものですが。
こういう感想を抱いてしまう私には
この類の小説を読むには向いてないのかもと感じていました。
戦闘シーンが好きな人には 堪らない小説かもだけど
そうでもない私には 上下巻に渡らなくても・・と感じてしまった・・
途中、人は何故戦うのか・・と疑問を感じる知盛と宗盛に
彼らとて やはりそう思ってしまうものなのね・・と。
本当に何故なのでしょう。
戦を終わらせるため・・?
それにしても 犠牲が大きすぎる・・。
上巻最初で 琵琶法師、西仏に語り掛ける”己”の正体を知りたくて
何とか最後へと辿り着きました。
うん、確かに意外な人物ではありましたが。
「歴史は勝者によって語られる」とも言われますが
<平家物語>とは 記された本のようなものがある訳ではなく
平家の落人など生き残った者たちがいて
口伝の形で琵琶法師に伝えられ
良くも悪くも平家の存在を残したいという・・
そういう小説だったような気もしました。
話は変わって・・・
ついこの間からNHKオンデマンドで 大河ドラマ「義経」の放送が始まりました。
大人の事情で 放映が許されてないんだろうな~と残念に思っていて
ずっと「義経」観たかったんですよね~。
義経の子供時代が神木隆之介さん。
彼は「平清盛」でも義経役で 確かに適役だな~と感じますね。
NHKさん、これを機に「新選組!」もお願いしま~す