骨粗鬆症の検査を昨日して ギリセーフという数値。

まぁ、セーフならヨシとしましょう~。

取り合えず、腰痛の方はダイブ楽になりました。

 

リハビリのお供に・・という感じになりましたが

病院と薬局の待ち時間にこの本を持っていきました↓

 

昭和59年の事件に起こった冤罪事件。

 

こういう昭和の取り調べ方には

冤罪を生んでしまう下地があって

実際、それで真実が分からなくなってしまった事件も耳にしたことがあります。

いや、それは実は現代にもあるのかも・・と恐ろしささえ感じました。

 

権力とは 自ら獲得したものではなく 与えらえれるもので

だからこそ 正義のない権力はただの暴力でしかない・・とありました。

 

一方で正義を貫くことは 時に 信じていた人、尊敬していた人の

心の奥底にある悪を暴くことにもないかねない辛さがあります。

 

人が人を裁くというのは 時に命をも奪いかねないことになるので

絶対に間違いがあってはならないのだけれど

人は過ちを犯すものという意識を常に真摯に持っていなければならず

思い込みが時に真実を捻じ曲げてしまう恐ろしさがあり

保身と正義と真実という狭間での戦いを常に強いられていました。

 

無関係な人間からすると 真実が何よりも勝るものなのは当たり前だけど

組織に属していると それを貫ける勇気を持てるだろうかと。

 

それを突きつけられた小説でした。