ブロ友さんのご紹介のこの本を予約した時は

15番目くらいだったのですが

所蔵数が1冊だったので 随分待つことになってしまいました。

それでも、徐々に予約人数が増えていったためか?

現在は所蔵数は3冊になっています。

 

何にしても こうして無料で読める図書館という存在には

感謝しかありません。

 

 

本能寺の変後、死んだはずの信長からの書状にある

「余は知っておるぞ」という文言に

各々心当たりがあり恐れ

指定された三河湾に浮かぶ小島の信長寺に

集まらざるを得なかった豊臣秀吉、柴田勝家、高山右近、徳川家康の4人。

実はもう1人いるんだけど 遅れてきます。

この遅れるっていうのが 後で効いてくるんですけどね。

 

あ・・・4人と言っても

彼らがここを訪れた時に 出迎えてくれた人物が既に4人いました。

既にいた4人とは・・

信長が寵愛していた人物と信長お気に入りの家臣

信長に仕えていた教養人

そして意外過ぎるあの女性・・・。

 

なかなか信長の姿を目に出来ず

生存しているかどうかなどイライラしながら

集まった4人と共に推理しつつ

まるで狐につままれたように

二転三転どころか四転もあり

お互いに抱き合う疑心暗鬼の中SFチックな展開もありで

読んでいて思わず「え?!」と驚く場面が後半次々現れます。

 

 

ちょっぴり こじつけ感が無きにしも非ずでしたが

最後は何とか私達が知っている通説の歴史へと繋がっていきます。

たった2日間の出来事なのに最後まで驚きが続いたままで

一気読みしたくなるのもしょうがないって感じでした。

 

本能寺の変に纏わる理由や

信長生存説の小説は何人もの作家さんが描いていますが

こんな風にファンタジー色満載の経緯も面白かったです。

ただ・・・タイトルのような「惨劇」って言うほどではなかったかなキョロキョロ

 

 

あまりにも先が気になって面白かったので

午前中で読みおわってしまいました。

 

ステイホームと言われていますが

時々食料その他の買い出し以外は

こうして本を読んで過ごすことになるのかな~。

だから、やっぱり図書館には感謝しかありませんっ!チュー