予約を入れてから早半年が過ぎて
やっと手元に届きました。
妊娠中に轢き逃げ死亡事故を起こしたかおりが
服役後に 産んだ我が子会いたさに心を病んでいったり
居住地を転々とせざるをえない過程の描写は
苦しさに胸が潰れる思いでした。
果たして、かおりが救われることがあるのか?
いや、人を死なせておいて救われてはいけないのだろう
…という二つの感情が入り混じってしまって…
自分には決して起こりえない不運、不幸とは思えず
終止、かおりと関わり合いを持った人物と
そしてかおり自身にイライラが募る感情を抱えながらも
更に息子への想いを綴っていくノートなど
ページを捲る手を止めることが出来ず
久しぶりに夜中まで読んでしまい寝不足気味。
読む前から決して愉快な小説ではないことは
レビューで薄っすらと知っていたけど
「熟柿」が不吉な不幸への入り口だったはずなのに
意外にも最後には赦しの意味へと繋がったような気がしました。
2026年本屋大賞2位だそうですが
私的には1位じゃないかと思ったくらい。
(1位の作品読んでないけど…)




