泉原隆志 山本貴志 京都公演 R.シュトラウス ヴァイオリン・ソナタ ほか | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

「クロマティーク」

※ライブストリーミング配信

 

【日時】

2022年5月24日(火) 開演 20:00 (開場 19:30)

 

【会場】

カフェ・モンタージュ (京都)

 

【演奏】

ヴァイオリン:泉原隆志

ピアノ:山本貴志

 

【プログラム】

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K304

ショーソン:詩曲 op.25

R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 op.18

 

 

 

 

 

カフェ・モンタージュ主催のコンサートをオンライン配信で聴いた。

泉原隆志と山本貴志による、モーツァルトとR.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ、それからショーソンの詩曲である。

山本貴志がカフェ・モンタージュに出演するのは、今回がおそらく2回目(1回目はこちら)。

彼のピアノはきわめてロマンティックで、それは彼得意のショパンはもちろんのこと、今回のようなアンサンブル曲においても聴き手の耳を惹きつけずにおかない。

 

 

R.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ、第2楽章再現部のピアノの装飾音型など、あまりに美しい。

鄙びた音をもつカフェ・モンタージュの1905年製ニューヨーク・スタインウェイから、ここまでロマンティックな音色を引き出せるなんて、知らなかった。

この曲の録音では、私は

 

●五嶋みどり(Vn) R.マクドナルド(Pf) 1990年10月21日ニューヨークライヴ盤(Apple MusicCD

●J.フィッシャー(Vn) M.チェルニャフスカヤ(Pf) 2003年1月3日ミュンヘン音大制作盤(CD

●イブラギモヴァ(Vn) ティベルギアン(Pf) 2010年9月13日?ロンドンライヴ(その記事はこちら

 

あたりが好きなのだが、ピアノについていうと今回これらや他の盤をも超える最高の演奏だったように思う。

ヴァイオリンのほうは上記名盤に比べると音程や音のつくりの粗が目立ったが、上の3人がうますぎるという面もあろう。

 

 

 

(画像はこちらのページよりお借りしました)

 

 


音楽(クラシック) ブログランキングへ

↑ ブログランキングに参加しています。もしよろしければ、クリックお願いいたします。

 

YouTube(こちら)やTwitter(こちら)もよろしければぜひ!