佐藤卓史 崎谷明弘 京都公演 シューベルト 6つの大行進曲 D819 ほか | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

「大行進」 F.シューベルト

※ライブストリーミング配信

 

【日時】

2021年12月3日(金) 開演 20:00 (開場 19:30)

 

【会場】

カフェ・モンタージュ (京都)

 

【演奏】

ピアノ:佐藤卓史、崎谷明弘

 

【プログラム】

シューベルト:行進曲 ホ長調 D606 *

シューベルト:行進曲 ロ短調 D757A *

シューベルト:6つの大行進曲 D819 +

 - 変ホ長調 Allegro maestoso

 - ト短調 Allegro ma non troppo

 - ロ短調 Allegretto

 - ニ長調 Allegro maestoso

 - 変ホ短調 Andante

 - ホ長調 Allegro con brio

シューベルト:こどもの行進曲 ト長調 D928 +

 

+ ピアノ4手連弾:佐藤&崎谷

* ピアノソロ:佐藤卓史

 

 

 

 

 

カフェ・モンタージュで行われた佐藤卓史のオンラインピアノリサイタルを聴いた。

崎谷明弘を共演者に迎えてのオール・シューベルト・プログラムである。

 

 

佐藤卓史は、これまでにも川島基(その記事はこちら)や中桐望(その記事はこちら)、おそらくその他にも様々な共演者を迎えながら、シューベルト全ピアノ曲演奏会シリーズという前代未聞の大仕事に取り組んできているが、今回もその一環である(今回はVol.20とのこと)。

 

 

今回のプログラムは、全て行進曲からなっている。

どの曲も、私には耳になじみがない。

前半の2曲は、ピアノソロによる行進曲。

シューベルトが作曲したピアノソロ用行進曲は、この2曲が全てとのこと(実はもう1曲あるが、現時点では未公開とのこと)。

 

 

後半の2曲は、ピアノ連弾による行進曲。

ピアノ連弾用行進曲は、シューベルトはたくさん書いているようだが、今回の曲だけでもかなり長大で、「6つの大行進曲」は約60分にもおよぶ。

 

 

演奏は、佐藤卓史と崎谷明弘ということで、悪かろうはずはない。

カフェ・モンタージュの年代物のピアノの音色も相まって、上機嫌で行進曲を連弾するシューベルトと仲間たちの姿が浮かんだ。

 

 

シューベルトの書いた中には、他にどんなピアノ曲が隠れているのか、今後のシリーズも楽しみである。

 

 

 

(画像はこちらのページよりお借りしました)

 

 


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