バッハ・コレギウム・ジャパン 兵庫公演 鈴木雅明 バッハ ブランデンブルク協奏曲第5番 ほか | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

バッハ・コレギウム・ジャパン 第254回神戸松蔭チャペルコンサート

バッハ結婚300周年 ~ケーテンの愛

 

【日時】

2021年8月8日(日) 開演 15:00

 

【会場】

神戸松蔭女子学院大学 チャペル

 

【演奏】

ソプラノ:松井亜希 *abcdf

アルト:青木洋也 *cf

テノール:櫻田亮 *acf

バス:渡辺祐介 *cf

オルガン:大塚直哉 *f

フラウト・トラヴェルソ:鶴田洋子 *e

ヴァイオリン:若松夏美 *e

指揮・チェンバロ:鈴木雅明

合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

 

【プログラム】

J.S.バッハ:管弦楽組曲 第4番 BWV1069

J.S.バッハ:アンナ・マグダレーナの音楽帖 より

 《ジョヴァンニーニのアリア》 BWV518 *a

 《あなたが傍らにいてくださるなら》 BWV508 *b

 《ヤハウェよ、あなたに歌いましょう》 BWV299 から 第1,3,8節 *c

 レチタティーヴォ《私は満ち足りた》 ~アリア《眠るがよい、疲れた眼よ》 BWV82 より *d

J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第5番 BWV1050 *e

J.S.バッハ:カンタータ《主なる神、すべてを司る者》 BWV120a *f

 

※アンコール

J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232 クレド より 終曲 Et expecto

 

 

 

 

 

下記リブログ元の記事に書いていた、バッハ・コレギウム・ジャパンのコンサートを聴きに行った。

 

 

特に聴きたかったのは、大好きなブランデンブルク協奏曲第5番。

この曲で私の好きな録音は

 

●F.ブリュッヘン(Fl) S.クイケン(Vn) G.レオンハルト(Cemb,指揮) 他 1976年1月セッション盤(CD

●ヒュンテラー(Fl,指揮) R.クスマウル(Vn) J.オッホ(Cemb) 18世紀カメラータ 1996年9月,1997年2月セッション盤(CD

●L.Pontecorvo(Fl) F.Vicari(Vn) アレッサンドリーニ(Cemb,指揮) コンチェルト・イタリアーノ 2005年3月セッション盤(NMLApple MusicCDYouTube

●鈴木雅明指揮 バッハ・コレギウム・ジャパン 2008年6月セッション盤(NMLApple MusicCDYouTube

 

あたりである。

 

 

今回の鈴木雅明&BCJの実演は、上の録音と同じく素晴らしいものだった。

テンポ感、リズム感がもうバッハそのもの。

この曲でバッハの風格を保ちつつ躍動感もしっかり表現しているのは、本当にすごいことだと思う。

なお、上の録音で聴かれるように、第1楽章のカデンツァの最後で即興的に遊ぶのが彼の流儀だが、今回の実演ではさらにド派手に遊んでいて、大いに笑わせてもらった。

 

 

 

 


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