今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。
好きなピアニストの亀井聖矢が、ツイッターでショパンのピアノ協奏曲第1番のオススメの名演奏を紹介した。
興味深いため、ここに引用したい。
亀井聖矢 Masaya Kamei@mkyanyanpiano
3時に目が覚めて、ショパン1番を聴き漁ってたら朝になっていました。 アルゲリッチ(https://t.co/Hnw9TjsjfQ)、チョソンジン(https://t.co/02S6c3Bz9J)辺り、やはり至高。ツィメルマンとかも… https://t.co/Ug0AMUfbWF
2021年01月18日 08:33
亀井聖矢 Masaya Kamei@mkyanyanpiano
アルゲリッチはいくつか音源があるけど、上記のはショパコンを取った時の録音です。美しさとフレッシュさ。 あとはブレハッチとかケイトリュウとかも好きだし、他にも良い録音が沢山。良い所を取り入れて僕も最高のものに仕上げられるように頑張… https://t.co/TM7rlDJDso
2021年01月18日 08:43
以上である。
前代未聞のハードル上げ、頼もしい限り(笑)。
彼が挙げた演奏を以下に列挙する。
マルタ・アルゲリッチ(1965年ショパンコンクールライヴ盤)
チョ・ソンジン(2015年ショパンコンクールライヴ動画)
●Chopin: Piano Concerto No.1 In E Minor, Op.11 - 1. Allegro maestoso - YouTube
クリスティアン・ツィメルマン(1999年セッション盤)
※YouTubeのページに飛ぶと全曲視聴可。飛ばない場合はこちらのURLへ→ https://www.youtube.com/watch?v=5BLU-CaKIt8&list=OLAK5uy_lYoRMn5PjDGe41z1MoD6sfbEOH3VwkePM
●Rafal Blechacz Chopin Concerto N°1 Mov 1 Allegro maestoso. - YouTube
ラファウ・ブレハッチ(2005年ショパンコンクールライヴ動画)
●Kate Liu – Piano Concerto in E minor Op. 11 (final stage of the Chopin Competition 2015) - YouTube
ケイト・リュウ(2015年ショパンコンクールライヴ動画)
なお、ツィメルマンとブレハッチについてはどの録音か書かれていないが、当方で勝手に選んだ。
ちなみに、私が好きな録音は以下のもの。
●Piano Concerto No. 1 in E Minor, Op. 11: I. Allegro maestoso - YouTube
マウリツィオ・ポリーニ(1960年セッション盤)
※YouTubeのページに飛ぶと全曲視聴可。飛ばない場合はこちらのURLへ→ https://www.youtube.com/watch?v=Y7mWQ9UEA_0&list=OLAK5uy_lqkzaCCuezrbzAsXWyUZ530gthFTmngiY
●Chopin: Piano Concerto No. 1 in E Minor, Op. 11 - I. Allegro maestoso - YouTube
マルタ・アルゲリッチ(1968年セッション盤)
※YouTubeのページに飛ぶと全曲視聴可。飛ばない場合はこちらのURLへ→ https://www.youtube.com/watch?v=wpJiOYYc4wo&list=OLAK5uy_k8IcYTI8l60nvkd5h_B-U920h6JQW25co&index=7
●チョ・ソンジン(2015年ショパンコンクールライヴ動画) ※上に同じ
なお、実演で聴いた中ではチョ・ソンジンが最高で、「音が立っている」というか、弱音でもしっかり響く余裕綽々の美音に大きな感銘を受けた(その記事はこちら、記録のみ)。
また、小林愛実の涙を誘う情感豊かな演奏も忘れがたい(その記事はこちらなど)。
アルゲリッチも聴く機会があり(その記事はこちら、記録のみ)、テクニック的な衰えがありつつも彼女らしい個性が出ていて聴きごたえがあった。
そしていつか、藤田真央の演奏が聴いてみたいものである。
ところで、亀井聖矢がこの曲を弾くのは以下のコンサートである。
2021年1月29日(金) 19:00開演 (18:00開場)
サントリーホール 大ホール
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(指揮:飯守泰次郎)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
本番前に名盤の数々を聴いて自身の演奏をブラッシュアップしようとする彼の試み、その成果が気になる方はぜひ。
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