(鯛中卓也の演奏動画 シューマン ペダル・フリューゲルのための練習曲) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。

先日に引き続き(その記事はこちら)、好きなピアニスト、鯛中卓也の新しい演奏動画をご紹介したい。

今回の動画はこちら。

 

 

 

 

 

シューマン:ペダル・フリューゲルのための練習曲(カノン形式の作品6曲) 第1番 Op.56-1

 

 

シューマン:ペダル・フリューゲルのための練習曲(カノン形式の作品6曲) 第2番 Op.56-2

 

 

シューマン:ペダル・フリューゲルのための練習曲(カノン形式の作品6曲) 第3番 Op.56-3

 

 

シューマン:ペダル・フリューゲルのための練習曲(カノン形式の作品6曲) 第4番 Op.56-4

 

 

シューマン:ペダル・フリューゲルのための練習曲(カノン形式の作品6曲) 第5番 Op.56-5

 

 

シューマン:ペダル・フリューゲルのための練習曲(カノン形式の作品6曲) 第6番 Op.56-6

 

 

 

 

 

シューマンが足鍵盤付きのピアノのために書いた6曲のカノン形式の練習曲を、ピアノ連弾で弾いたものである(共演は中川京子)。

 

 

この曲は、個人的にこれまで聴いたあらゆる演奏会の中で最も印象に残っているものの一つである、ピョートル・アンデルジェフスキの驚異的な名演の思い出と、切っても切り離せない(彼は連弾でなくソロ版)。

そのときの演奏については以前にも書いたことがあるが(その記事はこちらなど)、そこに書いた通り、もし天上にオルゴールがあるとしたら、まさにこのような音を奏でるのではないかと感じたものである。

 

 

一つ一つの音がまるで宝石のようだったアンデルジェフスキに対し、今回の鯛中卓也らの演奏はより人間的な情感の吐露となっており、これはこれで大変に美しい(それでも、私にはどうしてもアンデルジェフスキの演奏が脳裏に焼き付いて離れないのだが)。

 

 

なお、前回の演奏動画もぜひ(下記リブログ元の記事)。

 

 

 

 


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