今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。
昨日の一人レコード・アカデミー賞2020の記事にも書いた(その記事はこちら)、好きな指揮者テオドール・クルレンツィス。
先日、彼の新しい演奏音源がアップされた。
音源はこちら。
Ludwig van Beethoven (1770-1827)
SYMPHONY NO. 7 in A major, Op. 92
musicAeterna
TEODOR CURRENTZIS, conductor
Recording: Philharmonic Hall, Yekaterinburg, September 12, 2014
I. Poco sostenuto - Vivace (0:00)
II. Allegretto (13:20)
III. Presto (21:30)
IV. Allegro con brio (30:54)
ベートーヴェンの交響曲第7番。
勢いのよい熱演である。
ただ、昨日の記事にも書いた(その記事はこちら)彼のベートーヴェン交響曲第5番の名盤と比べると、完成度や音質の面でやや引けを取るかもしれない。
本年4月に同じ交響曲第7番の新譜が発売される予定だが(こちらのページなど参照)、そちらはさらにすごい演奏になっていそう。
それにしても、同じ2018年に録音しておきながら、交響曲第5番と第7番とを一年越しに別々に発売して、それぞれ売れてしまうのだろうから、クルレンツィスの人気ぶりが窺える。
なお、前回の演奏動画もぜひ(下記リブログ元の記事)。
Beethoven: Symphony No. 7 - Shinsei Nihon Symphony Orchestra/Uno (1997)
おまけ:上記クルレンツィスの音源をアップした方によって同様にアップされた、宇野功芳の指揮による同曲録音。
かなりクセの強い演奏で、第1楽章終盤のリズムのあまりの重たさ、終楽章終盤の加速のあまりの身軽さに、聴いていて思わず笑みを浮かべてしまう。
まさに「命を懸けた遊び」といったところか。
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