今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。
好きなヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァの来日公演予定について、2019年のものを下記リブログ元の記事に書いていたが、今回は2021年春のものについて書きたい。
なお、彼女は下記リブログ元の記事の公演のほか、2019年4月にキアロスクーロ四重奏団のメンバーとして来日した(その記事はこちら)。
その後、2020年9月に来日しショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲を弾く予定であったが、コロナ禍のため中止になってしまった。
彼女の演奏会予定は以下の通り。
1.
アリーナ・イブラギモヴァ
~バッハ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲演奏会~
2021年3月24日(水) 19:00開演
2021年3月25日(木) 19:00開演
会場:王子ホール (東京)
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲
<第1夜 3/24>
ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003
<第2夜 3/25>
パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
全席指定 各5,500円/2公演セット券 10,000円
2020年12月12日(土)10:00発売 → 中止
2.
アリーナ・イブラギモヴァ 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル
2021年3月27日(土) 14:00開演
会場:三鷹市芸術文化センター 風のホール (東京都)
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
【全席指定】 会員 S席3,600円・A席2,700円、一般 S席4,000円・A席3,000円、O-70*(70歳以上/ A席限定)2,700円、U-23*(23歳以下/ A席限定)2,500円
[発売日] 会員2020年12月9日(水)/一般2020年12月16日(水) → 中止
3.
アリーナ・イブラギモヴァ バッハ無伴奏ヴァイオリン
2021年3月28日(日) 14:00開演
会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
J.S.バッハ:パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
J.S.バッハ:ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003
J.S.バッハ:パルティータ 第2番 二短調 BWV1004
料金:A ¥3,000/B ¥2,000
発売日:一般 2021年2月21日(日) 10:00~ → 中止
4.
土曜ソワレシリーズ《女神との出逢い》 第295回
キアロスクーロ・カルテット
2021年4月3日(土) 17:00開演 → 2022年2月19日(土) 17:00開演
会場:フィリアホール (横浜)
ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.76-3/ Hob.III:77 「皇帝」
ハイドン:弦楽四重奏曲 ヘ短調 Op.20-5/ Hob.III:35
シューベルト:弦楽四重奏曲 第13番 イ短調 D804 「ロザムンデ」
料金:S¥5,500 A¥4,500 学生¥2,000
一般発売:2021年2月7日(日) 11:00~
5.
キアロスクーロ・カルテット
2021年4月4日(日) → 2022年2月22日(火)
会場:兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール
6.
キアロスクーロ・カルテット
2021年4月6日(火) 19:00開演 → 2022年2月20日(日) 時間未定
会場:王子ホール (東京)
ハイドン:弦楽四重奏曲 第77番 ハ長調 Op.76-3, Hob.III:77 「皇帝」
ハイドン:弦楽四重奏曲 第35番 ヘ短調 Op.20-5, Hob.III:35
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 Op.59-1 「ラズモフスキー第1番」
全席指定 6,000円
2021年2月27日(土)10:00発売
以上である。
他にもあるかもしれないが、私が知ったのはこれだけ。
イブラギモヴァはバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲を録音しているが、これはモダンヴァイオリンによる同曲録音としては、五嶋みどり盤と並んで決定的な名盤となっている。
これが生で聴けるとなると、もう行くほかないのだが、東京で平日連日というのは私にはかなり難しい。
同時期に関西公演も行われるとありがたいのだが(と書いていたが開催されるようなので上に追記した)。
そもそも、コロナ禍が落ち着いてつつがなく来日できることを祈るばかりである。
おまけ:イブラギモヴァの弾くバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全集のトレーラー
―追記(2020/11/25)―
2021年3月の三鷹公演、および2021年4月のキアロスクーロ・カルテットの東京公演について上に追記した。
これは楽しみ。
公演日程を見ると、関西でもカルテット公演をする余裕はありそうであり、これは期待できそう。
―追記(2021/02/06)―
2021年4月の横浜公演(キアロスクーロ)について、および2021年3月の兵庫公演(ソロ)の発売日について上に追記した。
横浜公演では、私がイブラギモヴァの録音を初めて耳にし、そのあまりのうまさに驚愕して、ひと耳でファンになった思い出の曲、「ロザムンデ」が演奏される。
あの名演をぜひとも生で聴いてみたいものだが、明日発売日だったのがコロナ禍のため発売延期になってしまった。
他の公演もどうなってしまうことだろうか。
―追記(2021/02/18)―
上記公演は全て中止となってしまった。
アーティスト及び招聘元(株式会社ユーラシック)の尽力により14日間の待機等を受け入れた上での開催を準備していたようなのだが、緊急事態宣言の早期解除が見送りとなり、現地出国期限日までにビザが発給される見込みがないため、中止にせざるをえないとのこと。
何とも残念だが致し方ない。
この次こそはぜひ!
―追記(2021/02/20)―
上記公演は全て中止と書いたのは誤りで、ソロ公演は中止だがカルテット公演のほうは延期であったため上に修正した。
また、カルテットは兵庫公演もあるらしく、(2022年とだいぶ先ではあるが)とても楽しみ。
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