今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。
好きなピアニスト、石井楓子の2020夏の演奏会予定について、下記リブログ元の記事に書いていた(コロナ禍のため残念ながら延期になってしまったようだが)。
今回はその続きで、彼女の2020年秋~冬の演奏会予定について書きたい。
予定されている演奏会は以下の通り。
1.
紀尾井ホール室内管弦楽団 第124回定期演奏会
2020年11月20日(金) 開演:19時
2020年11月21日(土) 開演:14時
紀尾井ホール (東京)
紀尾井ホール室内管弦楽団(指揮:阪哲朗)
オール・ベートーヴェン・ハ調プログラム
序曲《コリオラン》ハ短調 op.62(1807)
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op.37(1803)
交響曲第1番ハ長調 op.21(1800)
S席 6,300円 A席 5,250円 B席 3,650円
U29 A席 2,000円 U29 B席 1,500円
[寄附1,000円付チケット]S席 7,300円 A席 6,250円 B席 4,650円
一般発売日:2020年10月17日(土)午前0時
友の会優先チケット発売日:2020年10月14日(水)午前0時
2.
明日を担う音楽家たち ~新進芸術家海外研修制度の成果~
2020年12月7日(月) 開演 19:00
東京オペラシティコンサートホール
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(指揮:高関健、トランペット:松木亜希)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲 第1番 ハ短調 作品35
S 3,500円 Sペア券(S席 2枚)6,000円 A 2,500円 B 1,000円
発売日:2020年9月29日(火)
以上である。
他にもあるかもしれないが、私が知ったのはこれだけ。
1のほうは、コロナ禍で来日できない指揮者サッシャ・ゲッツェルとメゾソプラノのスヴェトリーナ・ストヤノヴァの代役として阪哲朗とともに選ばれたものらしい。
石井楓子と阪哲朗というと、本年2月に聴いたベートーヴェンの「皇帝」の名演が忘れがたい(その記事はこちら)。
今回はベートーヴェンの協奏曲第3番で、同じく名演になりそう。
もしかして、本年2月の共演で石井楓子の演奏に感銘を受けた阪哲朗が、ベートーヴェンを弾かせるなら彼女しかいない、と今回彼女を推挙したのだろうか。
そうならば嬉しい限り。
古海行子は大友直人が(その記事はこちら)、石井楓子は阪哲朗が、それぞれ目をかけて今後も引き立ててくれると期待したい。
2のほうは、彼女としては珍しいショスタコーヴィチ。
十八番のドイツ物とは違うこの曲を彼女がいったいどう弾くのか、興味津々である。
なお、このコンサートでは他にボッケリーニのコントラバス協奏曲第2番、ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番、そしてシューマンのピアノ協奏曲が予定されている。
シューマンは加藤大樹が弾くようで、こちらも良い演奏になりそうだが、私としてはいつの日か、この曲と最も相性の良さそうなピアニスト、石井楓子の演奏で聴いてみたいものである(その記事はこちら)。
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