(古海行子 2020年末~2021年春の演奏会予定) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

好きなピアニスト、古海行子の2020年秋の演奏会予定について、下記リブログ元の記事に書いていた。

今回はその続きで、彼女の2020年末~2021年春の演奏会予定について書きたい。

予定されている演奏会は以下の通り。

 

 

 

 

 

1.

 

古海行子ピアノリサイタル~桑田歩氏を迎えて~

 

2020年12月17日(木) 開演 19:00 (開場 18:30)

ヤマハホール (東京・銀座)

 

第1部:古海行子ソロ

J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903

M.ラヴェル:夜のガスパール

第2部:古海行子&桑田歩(チェロ)アンサンブル

R.シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70

F.ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65

 

※アンコール

ラフマニノフ:ヴォカリーズ(チェロ&ピアノ版)

 

料金:\1,500

チケットぴあでのご予約・お申し込み

・TEL 0570-02-9999

  Pコード:187-930 ※TELは座席選択不可

WEBからのお申し込み

 

 → この記事はこちら

 

 

 

 

 

2.

 

KAWAI プレミアムコンサート ショパン国際ピアノコンクール

―若きピアニストの挑戦―

 

2021年2月23日(火祝) 開演 12:30 (開場 12:00)

アクトシティ浜松 中ホール (静岡県)

 

ラヴェル:「夜のガスパール」 より 「オンディーヌ」「スカルボ」

ショパン:ポロネーズ第7番 変イ長調 op.61 「幻想」 他

 

料金:1,000円(全自由席)

チケット申し込み → こちらのページから

 

 

 

 

 

3.

 

群馬交響楽団 第565回定期演奏会・東京公演

 

2021年2月27日(土) 18:45開演 高崎芸術劇場 大劇場 (群馬県)

2021年2月28日(日) 15:00開演 すみだトリフォニーホール (東京)

群馬交響楽団(指揮:大友直人)

 

ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 作品43

 

料金:

 高崎 SS6,500円・S5,500円・A5,000円・B4,000円・C3,000円

 東京 S6,000円・A5,000円・B4,000円・C3,000円

チケット購入:群馬交響楽団 027-322-4944

 

 

 

 

 

4.

 

ニューアーティスト・アフタヌーンコンサート2021 Vol.5

 

2021年3月24日(水) 開演 14:00 (開場 13:20)

カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」 (東京)

 

スクリャービン:ワルツ 変イ長調 Op.38

メンデルスゾーン/ラフマニノフ :真夏の夜の夢より「スケルツォ」

ショパン:ノクターン ロ長調 Op.9-3

ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49

 

料金:2000円(全自由席・完全予約制・60席限定)

チケット申し込み → こちらのページから

 

 

 

 

 

5.

ホリデー・ブランチ・クラシック ‐ ショパンコンクール・シリーズ

 

2021年4月24日(土) 開演 12:00

渋谷eplusリビングルームカフェ (東京)

 

ショパン:24の前奏曲 より 「雨だれ」 Op.28-15

ショパン:スケルツォ 第1番 Op.20

スクリャービン:ワルツ 変イ長調 Op.38

プーランク:愛の小径

 

ミュージックチャージ:500円

予約 → こちらのページから

 

 

 

 

 

6.

丸の内エリアコンサート ※無観客オンライン開催

 

2021年5月4日(火・祝) 開演 15:15

丸ビル1Fマルキューブ ※来場不可

 

グノー/リスト:ファウストのワルツ S.407

プーランク:愛の小径

 

 

 

 

 

以上である。

他にもあるかもしれないが、私が知ったのはこれだけ。

 

 

2020年12月の東京公演は、コロナ禍で中止になった2020年春の公演(その記事はこちら)の振り替えだと思われる。

前回と同じくショパン晩年の名作であるチェロ・ソナタが予定されているのに加え、なんとソロのほうでは私の苦手曲であるショパンの幻想曲から、大好きなラヴェルの「夜のガスパール」へと変更になった。

満足のいく演奏になかなか出会えないこの難曲も、彼女が弾くと理想的な名演となるかもしれない。

平日の東京公演ということで、行けるかどうかも分からないのに、ついポチッとしてしまった…。

 

 

2021年2月の高崎・東京公演は、協奏曲のソリストである。

2018年ピティナ特級ファイナルでも弾いた彼女の得意曲、パガニーニ狂詩曲。

ところで、2018年の高松国際ピアノコンクール優勝時以来、大友直人は共演者として彼女をちょくちょく選んでいる気がする。

大物に認められたということなのだろう、嬉しい限りである。

 

 

 

おまけ:チャイコフスキーの「ただ憧れを知る者だけが」op.6-6(チェロ:桑田歩、ピアノ:古海行子)

 

 

 

 

 

―追記(2021/01/30)―

 

2021年3月の東京公演(ソロ)について上に追記した。

彼女の得意曲であるメンデルスゾーンのスケルツォとショパンの幻想曲のほか、スクリャービンのワルツ、そして私の好きな曲であるショパンのノクターン第3番という魅力的なプログラム。

ぜひ行きたいが、平日昼の東京公演は残念ながらきわめて難しい。

なお、このリサイタルでは彼女以外に、山縣美季によるオール・ショパン・プログラムも聴ける。

 

 

 

 

 

―追記(2021/02/04)―

 

2021年2月の浜松公演(ソロ)について上に追記した。

2020年12月の東京公演(上の1番目の公演)でも名演を披露した「夜のガスパール」(その記事はこちら)、それからショパンの幻想ポロネーズ等が聴けるらしい。

以前のコンクールでは最後のノクターン(op.62-2)を、上の東京公演ではチェロ・ソナタを取り上げ、今回の浜松公演では最後のポロネーズ(幻想)を取り上げる、つまり彼女はショパンの晩年の作品に強く惹かれるのかもしれない。

これらの傑作にふさわしい表現力を持つピアニストである。

なお、この浜松公演では他に石田成香、竹田理琴乃、重森光太郎、黒木雪音、伊藤順一の演奏が聴ける。

 

 

 

 

 

―追記(2021/04/14)―

 

2021年4月の東京公演(ソロ)について上に追記した。

ショパンコンクール・シリーズということで、コンクール出場予定ピアニストを招聘するシリーズの一環なのだろう。

とはいえショパン以外の作曲家の曲も弾き、それもスクリャービンとプーランクという、ショパンの後にふさわしい見事な選曲であるところが、いかにも彼女らしい。

 

 

 

 

 

―追記(2021/05/02)―

 

2021年5月の東京公演(ソロ、無観客オンライン配信)について上に追記した。

4月にも弾いたプーランクと、あとリストのファウストワルツが聴ける。

彼女のファウストワルツは以前の演奏動画もあるが、そこからさらに進化した演奏が聴けるかどうか、楽しみである。

なお、ピティナ主催のこの音楽イベントでは、5月3~5日の3日間で彼女以外にも多くのピアニストたちの演奏が配信されるよう(詳細はこちらのページを参照されたい)。

 

 

 

 


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