(好きな歌手の名前がついに分かった) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

先日の記事に好きな作曲家、ヘンリー・パーセルの記事を書いた(その記事はこちら)。

パーセルの死の年に書かれた、メアリー女王の崩御を悼む2つのエレジー「レスビアよ、無益なことだ」(Incassum Lesbia, incassum rogas)「おおオラニエ家神聖なる保護者」(O dive custos Auriacae domus)は、パーセルの中でもとりわけ好きな曲の一つ。

 

 

この曲の録音としては、“ザ・シックスティーン”という合唱団のものが私は最も好きなのだが、このあまりにも美しいソプラノを歌う人がいったい誰なのか、ずっと気になりながらも今まで知らずにいた。

この機に調べてみたところ、リビー・クラブトリー(Libby Crabtree)という名のイギリスのソプラノ歌手であることがようやく分かった。

 

 

それだけの話か、と叱られそうだが、私には重大なことである。

何しろ、以前の記事にも少し書いたが(その記事はこちら)、リートやバロックオペラ向きの軽めの声質を持つソプラノ歌手のうち、私がとりわけ好きな

 

キャスリーン・バトル

バーバラ・ボニー

クラロン・マクファデン

ゲルリンデ・ゼーマン

ナデージダ・パヴロヴァ

 

の5人に並ぶほど美しい、最高の歌唱だからである。

すっきりした透明な声質で、音程のブレもなく、まさに天上の歌声。

せっかくなので、彼女が歌う上述のパーセルの2曲の音源をここに載せておきたい。

 

 

「レスビアよ、無益なことだ」(Incassum Lesbia, incassum rogas)

 

 

「おおオラニエ家神聖なる保護者」(O dive custos Auriacae domus)

 

 


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