今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。
好きなピアニスト、藤田真央の演奏動画がアップされた。
曲目は、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番。
大森大輝の指揮、ヴィルトゥオーゾユースオーケストラとの共演で、2019年12月27日、杉並公会堂でのライヴ録音である。
動画はこちら。
期待通り、大変な名演。
この曲といえば、チャイコフスキーコンクールで優勝を飾ったアレクサンドル・カントロフの、力強くもフランス風の優雅さを備えた演奏も良かった(その記事はこちら)。
しかし、私としては、ロマンティックでデリケートな表現力、精密きわまりないタッチコントロールの点で一段も二段も上を行く藤田真央のほうに軍配を上げたい。
明るい曲調も彼の音楽性によく合っている(もしかしたら第1番以上に合っているかも)。
同曲の決定的な演奏と言っていいだろう。
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