(藤田真央の演奏動画 チャイコフスキー ピアノ協奏曲第2番) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。

好きなピアニスト、藤田真央の演奏動画がアップされた。

曲目は、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番。

大森大輝の指揮、ヴィルトゥオーゾユースオーケストラとの共演で、2019年12月27日、杉並公会堂でのライヴ録音である。

動画はこちら。

 

 

 

 

期待通り、大変な名演。

この曲といえば、チャイコフスキーコンクールで優勝を飾ったアレクサンドル・カントロフの、力強くもフランス風の優雅さを備えた演奏も良かった(その記事はこちら)。

しかし、私としては、ロマンティックでデリケートな表現力、精密きわまりないタッチコントロールの点で一段も二段も上を行く藤田真央のほうに軍配を上げたい。

明るい曲調も彼の音楽性によく合っている(もしかしたら第1番以上に合っているかも)。

同曲の決定的な演奏と言っていいだろう。

 

 


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