(クレア・フアンチの演奏動画 スカルラッティ ソナタ K.29 K.435) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。

好きなピアニスト、クレア・フアンチ(Claire Huangci)の弾くスカルラッティの演奏動画がアップされていたことに気が付いた。

ベルリンのピアノ店で録画され、昨年アップされたようである。

2種類ある。

 

 

 

こちらはソナタ ニ長調 K.29。

 

 

 

こちらはソナタ ニ長調 K.435。

 

 

この2曲、下記のリブログ元の記事に書いたサントリーホール公演でもアンコールとして演奏された。

何だか懐かしい。

きっと彼女の「持ち曲」なのだろう。

なお、この動画ではベヒシュタインのピアノが使用されており、独特のまろやかな音色が味わい深い。

 

 

また、1回録りなのか、どことなくライヴ感がある。

グルーヴ、というとおかしいだろうか。

参考までに、彼女のセッション録音による同曲演奏も載せたい。

 

 

 

こちらはソナタ ニ長調 K.29(セッション録音)。

 

 

 

こちらはソナタ ニ長調 K.435(セッション録音)。

 

 

セッション録音では穏やかで繊細なのに対し、上の動画では自由で勢いがある。

どちらも捨てがたい。

軽やかで活きのいい、最高のスカルラッティ演奏だと思う。

 

 

 

 

 

 

おまけ:チューリヒのトーンハレで指揮真似するフアンチ(画像はこちらのページよりお借りしました)

 

 

 

 


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