(ゴルラッチ 2018年秋の来日公演予定) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

好きなピアニスト、アレクセイ・ゴルラッチの来日公演予定について書きたい。

彼は来月に来日し、以下の公演を予定している。

 

 

 

 

 

 

1. 第10回 浜松国際ピアノコンクール開催記念ガラ・コンサート 覇者たちによるコンチェルトの饗宴

2018/09/17(月・祝) 14:00

アクトシティ浜松

山下一史 指揮 東京交響楽団

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」

 

※なお、イリヤ・ラシュコフスキーによるブラームスのピアノ協奏曲第1番と、アレクサンダー・ガヴリリュクによるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番もあり

 

 

 

 

 

 

2. アレクセイ・ゴルラッチ ピアノリサイタル

2018/09/24(月・休) 14:00

栃木市岩舟文化会館

ベートーヴェン:創作主題による6つの変奏曲op.34

ショパン:24の前奏曲op.28-4・15「雨だれ」・20・24

ショパン:スケルツォ第2番

ショパン:12の練習曲op.10

 

 

 

 

 

以上の2つである。

 

 

前者は、浜松国際ピアノコンクール(通称「浜コン」)の歴代の優勝者(あるいは最高位受賞者)たちによるガラ・コンサートである。

なお、この前日には、アレクサンダー・コブリンによるブラームスのピアノ協奏曲第2番、アレクサンダー・ガジェヴによるラフマニノフのピアノ協奏曲第3番、アレッシオ・バックスによるチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番のコンサートがある。

何とも豪華なメンバーである。

この6人の演奏の中では、私はゴルラッチの弾く「皇帝」が一番聴いてみたい。

彼は、現代を代表するベートーヴェン弾きの一人だと思う。

彼のCDとしては、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番が出ているけれど、第5番「皇帝」は出ていない。

ただ、YouTubeでは聴くことができて、かなりの名演となっている。

もちろん、他の人たちの演奏も期待できるはずである。

 

 

余談だが、浜コンの優勝者(あるいは最高位受賞者)にはラファウ・ブレハッチとチョ・ソンジンもいるが、今回のガラ・コンサートには招聘されていない。

彼ら2人はショパンコンクールでも優勝しているので、スターになってしまいもはや呼べないのだろう。

そんなスターピアニストが、今年11月の浜コンにも現れてほしいものである。

 

 

後者は、ソロリサイタルである。

ベートーヴェンとショパンのプログラム。

彼の弾くショパンは、少しベートーヴェン風のいかめしさがあって私の好みとは違っているのだけれど、それでもエチュードop.10を全曲弾くとなると、とても気になる。

また、ベートーヴェンの変奏曲op.34のほうは、きっと素晴らしい演奏になりそう。

 

 

ただ、関西公演はなさそうであり、残念。

彼の演奏は、私はまだ一度も生で聴いたことがなく、いつか聴いてみたいものである。

最後に、上述したゴルラッチの弾く「皇帝」の演奏動画を載せておきたい(第1楽章)。

 

 

 

 


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