今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。
好きなピアニスト、鯛中卓也のコンサート予定について書きたい。
彼が本年夏・秋に予定しているコンサート(および講演会)は、以下の通りである。
1. 夏休みピアノトークコンサート祭り
日時: 8月21日(火) 13:30開場 14:00開演
場所: 第一生命ホール (東京)
チケット: 小学生~中学生無料(要整理券) 一般(高校生以上):各部1,000円(全自由席)
お問合せ: 一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ) Tel. 03-3944-1583
http://www.piano.or.jp/concert/talkconcert/festa/vol05/
~演奏曲目~
「ポーランドの舞曲とこころ」
ショパン: マズルカ集より
パデレフスキ: ポロネーズ ロ長調 Op.9-6
2. 講座~ショパンの古今東西における演奏スタイルについて~
日時: 9月8日(土) 午後
場所: 松田楽器サロン(尼崎)
※内部公開
3. ミュージアムコンサート 四季シリーズ〈秋〉 鯛中 卓也 ピアノリサイタル
日時: 10月28日(日) 14:00開場 14:30開演
場所: 兵庫県立美術館ギャラリー棟1Fアトリエ1
チケット: 一般2,000円 学生1,500円(全席自由、当日券は各500円増)
お問合せ: 兵庫県立美術館「芸術の館」 Tel.078-262-0908
※チケットは会場を通してお求め頂けますが、こちらのウェブサイト(t.tainaka.ask◇gmail.com ◇を@に変えてお送りください)でも取り扱っております。
https://www.artm.pref.hyogo.jp/index.html
~プログラム~
ブラームス: 6つの小品 Op.118
シマノフスキ: 前奏曲とフーガ 嬰ハ短調
ショパン: 3つのマズルカ Op.59, バラード 第3番 変イ長調 Op.47
シューマン: 交響的練習曲 Op.13 (遺作変奏付き)
以上、鯛中卓也の公式サイトより引用した(引用元のページはこちら)。
一つ目は、明後日に東京で行われるコンサート。
ピティナ主催の夏休み企画で、複数名のピアニストによるトーク付きのコンサートとのこと。
小中学生は無料とのことであり、夏休みの自由研究にオススメ(?)のようである。
鯛中卓也が弾くのはショパンのマズルカ集とのことだが、どの曲なのかとても気になる。
この日、一日お休みの方は、昼14時からこのコンサートを聴いた後、夕方18時からサントリーホールでピティナ特級ファイナルを聴く、というハシゴコースがオススメである。
(なお、彼の出演する14時からのコンサートは第2部とのことであり、第1部は朝10時半からやっているようなので、猛者の方はぜひ朝からのハシゴをどうぞ。)
二つ目は、9月に兵庫県の尼崎で行われる講演会。
ショパンの古今東西における演奏スタイルがテーマのようである。
内部公開とのことなので参加できないが、パデレフスキやコルトーにも通じるような、きわめて個性的なショパンの演奏スタイルをもつ彼が、ショパンの演奏史について一体どのように考えているのか、大変興味深い。
三つ目は、10月に神戸で行われるコンサート。
こうしたまとまった形で彼の演奏を聴くことができる機会は、なかなか貴重だと思う。
ショパン、シューマン、ブラームス、シマノフスキと多岐にわたるプログラムとなっている。
特に、ショパンのマズルカop.59とバラード第3番は、本年2月にも彼の実演を聴いたが、大変素晴らしい演奏だった(そのときの記事はこちら)。
他の曲も、彼ならではの個性的な演奏が聴けそう。
できるだけ都合をつけて聴きに行きたいものである。
最後に、彼の演奏動画を載せておきたい。
本年2月に東京で行われたらしい彼のコンサートから、1分間の抜粋である。
ごく短いが、美しい演奏だと思う。
↑ ブログランキングに参加しています。もしよろしければ、クリックお願いいたします。