世界最高の写真家集団マグナム・フォト創立70周年
パリ・マグナム写真展
<出品作家/34名>
ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、デビッド・シーモア、フィリップ・ハルスマン、ハーバート・リスト、エリオット・アーウィット、バート・グリン、エリック・レッシング、インゲ・モラス、マルク・リプー、ウェイン・ミラー、ルネ・ブリ、ブルース・デビッドソン、ニコラ・ティコミロフ、セルヒオ・ラレイン、ブルーノ・バルベイ、レオナード・フリード、ジョセフ・クーデルカ、リチャード・カルバー、ギィ・ル=ケレック、レイモン・ドゥパルドン、マルティーヌ・フランク、アバス、ハリー・グリエール、パトリック・ザックマン、マーティン・パー、ゲオルギィ・ピンカソフ、アレックス・マヨーリ、クリストファー・アンダーソン、ジェローム・セッシーニ、リチャード・カルバー、アレッサンドラ・サンギネッティ、パオロ・ペレグリン、トーマス・ドボルザック
【会期】
2017年7月1日(土)~ 9月18日(月・祝)
【会場】
京都文化博物館 4階展示室
第一部 マグナム・ビフォア・マグナム 1932—1944
第二部 復興の時代 1945—1959
第三部 スウィンギング・シックスティーズ 1960—1969
第四部 多様化の時代へ 1970—1989
第五部 解体の時代 1990—2014
※関連行事
「近代京都へのまなざし-写真にみる都の姿-」
【会期】
2017年7月1日(土)~9月18日(月・祝)
【会場】
京都文化博物館 3階展示室
京都文化博物館の写真展が今日までだったので、観に行った。
写真家集団「マグナム」による写真の展覧会である。
20世紀初頭から今世紀にかけての、パリの一コマ一コマが映し出されていて、興味深かった。
特に、1944年8月25日、ナチス・ドイツからのパリ解放その日の写真がいくつかあり、写った人々の笑顔が印象的だった。
別展で、京都の古写真展もあった。
今とは全く違った四条河原町や祇園の風景を見ることができた。
太秦の映画村の古写真もあった。
リュミエール兄弟によるシネマトグラフが日本で初めてスクリーン上映されたのは、京都であるらしい。
「映画の街」京都、ということもあってか、日本を代表する女優、山田五十鈴の生誕百年を記念して映画上映もされていた。
「或る夜の殿様」という映画で、公開当時(1946年)大ヒットしたらしい。
明治時代の身分制を題材にしたコメディ映画で、筋はシンプルだがテンポが良く、なかなか面白かった。
ちなみに、山田五十鈴は、明るくて情に厚い旅館の女中「おみつ」の役だった。
私は、古写真がちょっと好きなので、図録でも買ってみようかと思ったが、パリ・マグナム写真展の図録は値段が高く、京都の古写真の図録は写真が思ったより小さめに掲載されていたため、今回は買うのをあきらめた。
パリでも京都でもどこでも、風景(あるいは人物)写真を19世紀半ばから年代順に掲載した写真集など、ないものだろうか。
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