(ファビアン・ミュラーのピアノ曲集 ラヴェル、バルトーク、メシアン、ベートーヴェン) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。
先日のミュンヘンでのARD国際音楽コンクールのピアノ部門で第2位を獲得したドイツのピアニスト、ファビアン・ミュラー(Fabian Müller)。

2次予選やファイナルでの彼の演奏に、私はすっかり魅了されてしまった。
彼はすでにCDデビューしているようであり、聴いてみた。

 


● OUT OF DOORS


ラヴェル:「鏡」
バルトーク:「戸外にて」
メシアン:鳥のカタログ より 第8曲 姫告天子
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番「田園」

 

ピアノ:ファビアン・ミュラー

 

NMLApple Music

 


これは、細部まできわめて精密に工夫されコントロールされた、大変素晴らしい演奏である。
いずれの曲も完成度が高い。
音の響きや音色に対する感性も鋭敏な印象である。
期待に違わぬ出来であった。
これからも色々な曲を録音していってほしいものである。

 

 


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