3年Z組銀八先生 13 | 銀さんのリアルなつぶやきブログ

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内容はほとんどリアルのことばっかなのでまぁ興味あったらみちゃって~

今日から学校始まったんで、更新するの遅くなります


話変わるけど、テスト理科返されたんですよ


それで点数が以外にも92点という結果でした


てか、理科今日テストしたのに返ってくんの早くね?


今回も400こえてほしいなぁ~


というわけで、続きからです


                        *


「ホッホッホッ。よいぞ、よいぞー。この展開、すごくよいぞ」


デスクに開いたノートパソコン―


その画面に映し出された3年Z組の様子を眺めながら、ハタ校長がいった。


「あ?なにが?」


と返す教頭はソファで『ビジネスジャンプ』を読んでいる。


「いやコラ。BJもいいけど、こっちにこい教頭」


「監視カメラの映像ですか」


ディスプレイを覗きながら、教頭が言う。


「そうじゃ。Z組の教室に、こう、なんか、うまい具合に仕掛けてある監視カメラじゃ」


「アバウトだな。説明が」


「いいんじゃ、ちゃんと映れば。あと、校長にタメ口はよせ」


「わりい、いや、すいません。・・・・・・で、この映像がなにか?」


「なにかじゃない。見ろ、この生徒たちの不満そうな顔。しかも、聞こえるだろう、みんなブーブー文句を言っておる」


校長は言って、ホッホと笑った。


「まあ、朝イチでいきなりあんな話きかされたからね。そりゃ、文句も言いたくなるでしょうな」


「それでいいんじゃよ、それで」


校長はほくそ笑みながら、目を光らせた。


今のところ、自分が描いていた通りの展開になりつつある。


校長は自画自賛したい気分であった。


休み明けテスト。一科目でもよいから八十点以上。


クリアできなければ補習。そして担任の給料カット・・・・・・


このプラン、校長はなにも、


Z組の学力低下を危ぶんで実行に踏み切ったわけではなかった。


むしろ、狙いは全く別のところにあると言ってもよい。


銀八憎し―。


校長のこの思いが、今回の計画の出発点になっているのである。


白髪で天然パーマ、ずり落ちた眼鏡と死んだ魚のような目。


およそ人気者の要素が皆無である坂田銀八という男。


だが、どういうわけか、このアンニュイ野郎が、


そこそこに(いや、ほんとそこそこなんだけど)


生徒たちの支持を得ているのである。


銀八がボケれば生徒たちはつっこみ、


その逆も成立する。


その呼吸を見る限り、Z組ってまあまあ結束強いじゃん、


という感じなのだ。


しかも、ごく一部の女子の間では


「銀八ってワルっぽいとこがイカすよね」


的な発言がながされているともきく(校長調べ)。


で、そこが校長には気に入らない。


なぜだ?なぜ、ダルさ満開のあの男が、生徒たちに受けるのだ?


わしなんか・・・・・・わしなんか、


どんなに頑張ってもバレンタインにチョコの一個ももらえねーし、


ゲタ箱にラブレターも入ってねーし、


ていうか今時ゲタ箱にラブレター入れる女いるの?


それに相方といやぁ、ここにいるジジイの教頭だけだし、


もうムキーッ、てな感じで、


とにかく校長は銀八のことが気に入らないのである。


なんかもう、嫌なのである。


だったら、ちいと痛い目でも見てもらおうかの、


ということで、今回のプランが発動されたわけだった。


ババロアみたいな脳味噌しか持っていないZ組の生徒が、


一科目だけでよいとは言え、八十点以上取ることは、まず不可能だろう。


ということは、銀八の給料がカットされることは不可避。


薄給をさらにカットされるのだから、彼奴のダメージを考えると、


ぐふふ、てなものである


(まあ、なんとなく丸めこまれてカット率下げられちゃったんだけど)。


で、さらにだ。


今の監視カメラの映像を見る限り、


Z組の内部には早くも不協和音が響きつつある、ように見える。


平日も土日も補習ということになれば、あのアホな生徒どものことだ、


自分のアホさは棚に上げて、銀八に恨みの矛先を向けるに違いない。


そうなれば銀八の株価は急降下。


「いやあ、わしって天才かもしれんな」


ホーッホッホ、と校長は笑う。


「つーか、マジ性格悪いよね、アンタ。嫉妬深いっつーかさ」


いつのまにかソファに戻っていた教頭が、


『ビジネスジャンプ』を読みながら言う。


「だから、タメ口はよせというに」


「口うるせーハゲだな。すいません」


「いや、今の『口がすべった』とかそういうレベル超えてたから」


「すいません。ま、しかし、うまくいくといいのですが・・・・・・」


「うまくいかいでか。わしの頭脳はアレだぞ、アレ並みだぞ、えーと待って、絶対思い出すから・・・・・・」


「ド忘れしてる時点でたかが知れてるけどな」


「だからタメ口きくんじゃねえよっ!殺すよ?今ならわし、カッとなって人を殺した奴の気持ち、少しだけわかるよ!」


と、興奮しすぎて額の絆創膏(ばんそうこう)に血を滲ませる校長であった。


                            *



                                         つづく


ふぅ~ 


今回いい区切りあんまなかったんで


まぁまぁlongな文になりました


ではぁ~