毎月1回、主には東京海洋大学 越中島キャンパスにて開催されています.
都内在住の方々だけではなく、群馬、埼玉、神奈川、千葉などからの参加も多いです.
今回は、大学の学園祭の関係で、かなり久しぶりの品川キャンパスでの開催です
今日のメニュー
走る身体学
実技です
『走る 』と言うことは、消えてしまう.
だからこそ、その過程を文字や言葉で遺していく事が大切だ!と最近さらに強く思うと.
『大会』は何をのこしているか.
と言う問いかけがとても印象的でした.
意外と結果だけを語り合い、印象が残ってしまうことが多いいですよね
文集を作った時、会員の皆さんの意外な想いが伝わってきたのがとても嬉しかったのを思い出しました
生きるということ、自分の人生も、文字や言葉でも遺していきたいですね.
山西先生の講習を受けたことがある方は、先生が良くゆっくり走ると言うことを仰るのを覚えているかなと思います.
近代スポーツが盛んになり、1900年代の競争の時代、強く速くが一般的だった時期を経て、ザトペックの時代あたりから、ゆっくりながくと言うトレーニング方法が出てきたそうです.
1947年から1960年にかけて、パーシー セラティ(オーストラリア)、リディアード(ニュージーランド)、ヤン・ムラク(ポーランド)と、最近ランニング大学で再注目の エルストン・ファンアーケン(ドイツ)たちが、場所も違って面識もない中、遅いスピードで、林間や道路で場外距離を走ることによって持久性をつけることを考え、実践して行っていたそうです.
今年のランニング学会で、箱根駅伝の監督?3名がそれぞれのトレーニング理論を発表!
そのお一人が、喜多秀喜先生
福岡大学時代から、ファンアーケンのトレーニング方法を実践(ご本人は、ただただ走ることが好きで、そういうトレーニングがリフレッシュできる自分に合っている方法で、大学、実業団時代もトレーニング内容は自分で決めて、実践、修正を繰り返したとお話ししてくださいました.)、日本記録を出したり、オリンピック代表にもなったり、素晴らしい実績をのこしています.
スロージョギングでおなじみの、田中先生も、この医学者ファンアーケンのトレーニングを実践し、さらに深めてきたと、ランニングの世界1号でも書いてくださっています.
佐々木先生の講義実技にもつながっていくのですが、自分で決めて集中して、やる
現代は、強く速くがまた主流のような風潮もあるけれど、人間らしく強くなる基本は、ゆっくりながくが基本なのですね
そして、短い距離の全力走で刺激を!!
息切れする時間が長いようなトレーニングは、結果あまり良いからだの状態をつくれません.と喜多先生は強調していました.
OFFが無いと、休めないという事だけじゃなく、目標に集中しない.目指した大会で結果が出なくても、次があるから…といったような現象も起きやすい.というご指摘が
大会に出すぎてしまい、結果走力もあがらない人がいると.
夏のトレーニングが苦手だ~と言う人もいるけど、それはある意味思い込みだ~と
そうだね!
何を持って、苦手と思ったり、好きだと思ったりするのか?考えてみることって大事ですね.
しかし、もし11月に目標の大会を置くような場合、夏のトレーニングが無ければ、繋がっていかないと.
そこで期分け的な発想を!と.
テーマを持って取組む大切さと、楽しさをお話ししてくださいました
夏は完全OFFとするなら、出る大会の時期をずらす…など、自分の生活、トレーニング頻度、自分のランニングの原点を思い返してと.
またもう一つ、ウォーミングアップって、なんでやるの??と佐々木さん
脳の準備、ケガの防止、血行促進などなど受講生からは出てきます
佐々木さんは、
自分のからだの準備
だから喋らず、自分のからだの様子をよく感じて!と.
環境(気温・天候など)をみる
今日やろうと思っていることが、その環境下に合っているのか?
メニュー
上と被っているけど、結果今日のからだの様子は、環境は、やろうと思っている練習テーマをやりきるだけの状態にあるかを見抜く時間と.
なので、毎回同じ体操を動的にすると良いと言うことも添えてくださいました
今日のメインテーマが、キロ5分で走る!!なら、7分、6分、5分半でジョグまでがウォーミングアップだよね~!!って.
事故・怪我が発生するのは、
慣れない
急
初めて
やり過ぎ
がある時!!と.
市民ランナーだからこそ、日常の中にちょこちょこストレッチとマッサージとかは取り入れておく必要がありますね
実技では、佐々木さん体操を、普段のカウントは無しで、自分のからだの様子に集中して実施!!
解れ方が違うし、自分の欠点を再確認
そして、お尻を高い位置にキープして走ろう!!と、佐々木流意識づけで実践!!
腰と言うと触る場所が人それぞれになりすぎちゃうので、わかりにくい人もいるから、みんなが同じく触れるお尻を使うそう
そして目線
意外と下を向いちゃいますよね
とにかく前を
すご~く楽に、背骨が棒のようにスーってって動く感じで走れました
佐藤トレーナーのコアトレプチ講習も効いてる感じです
今日もちょこっと走ってみたけど、同じ感覚を味わえて、嬉しい
ながく行けるようにがんばろう
せっかくの品川なので、田村先生のプチレクチャー付きで、見学ラン
夜はライトアップもキレイでデートスポットになるらしい
ナイトランしようという声も☆
モノレール?を間近に見上げられたり、当時のままの台場の石垣を見学したり、プチマラニックも堪能できました
今回初めての参加だった、TさんとHさんと、常連のNさんは、山西流を堪能
Tさんからは、初心を思い出せて、良かったと感想を頂けました
グラウンドで全員で、ウォーミングアップと同じ種目でクールダウン今度は長めにのばします
やっぱり自分のからだに集中するので、無言です
すごく分かりやすくて、すごくタメになる内容でした!
佐々木さんは、サラリーマンだった頃、山西先生たちが主催したランニングクリニック(車山合宿)に参加、それまでの視点を覆される衝撃を受けて、自分で気になることは調べ尽くして、実践して、問いかけながら歩んできたら、『快体健歩』を開業していたと.
インソール、シューズ、整体などなどランニングに関わることを総合的に教えてくださいます
ちょっと伝わりきらなくて、失敗に終わり、恒例の一人一言タイムへみなさん、語りたいのよね
約4時間弱の懇親会=語り合いパーティ(山西先生命名)
3ケースのビールもほぼ終わるという飲みっぷり
みんなでサクッと会場のお片づけもして、解散です
今回事務局の小林先生が別の会の総会講演会のため不在だったので、受付業務など代理させていただきました.
ランニング大学は最前列で受けるべし
事務局の方や、編集委員さんたちの連携を、行動を、強く感じられた日でもありました
生み出し、創り上げていくって本当に素敵ですね
次回は、7月10日です.
GNRCの次の日ですが、土曜日に参加できないと言う方は、こちらも是非チェックしてみてください!
高崎から鈍行でも2時間くらいで行けちゃいます!
最後に群馬組で、田村先生(東京海洋大学教授)オススメのツツジの前でパシャッ
今回も自宅までKファミリーに送っていただくというおもてなし付きでした
いつもありがとうございます
いつもありがとうございます
スズキ
7月に出版される、山西先生の最新刊!!
ご予約受付中だそうです!