■17歳“美声女”が激戦制し感涙… 剛力らと映画プリキュアでデビュー
芸能事務所・オスカープロモーションと声優事務所・青二プロダクションによるオーディション「全日本美声女コンテスト」の本選大会が1月26日、都内で行われ、応募総数1万4434通のなかから、東京都の17歳・辻美優さんがグランプリに輝いた。大激戦を制し「まさか……」と泣きじゃくった。魅力的なアニメ声に加え、モデル並みの容姿を誇る。歌やダンスもこなす。まさに“ニュータイプ”なヒロインが誕生した。
「女優も声優も両立できる人になりたい」と決意。オスカーと青二プロに同時所属するという異例の枠組みで、芸能界・声優界に一石を投じる存在へ。3月15日公開の「映画プリキュアオールスターズ New Stage3 永遠のともだち」で、いきなりスクリーンデビューを飾ることが発表された。また、この日特別審査員を務めた女優・剛力彩芽らも同作に出演が決まった。
美少女ならぬ“美声女”コンテスト。「全日本国民的美少女コンテスト」などで日本の美文化を牽引してきたオスカーと、世界に誇る日本アニメの声優育成・マネージメントの老舗・青二プロがタッグ。アニメ文化をより身近にし多くのビジネスに活用させる「blue oscar project(ブルーオスカープロジェクト)」の企画第1弾としてオーディションが大々的に行われた。
容姿も声も美しい12人がファイナル進出。容姿を隠した登場前とステージ上での2度にわたるナレーション・セリフ審査、さらにウォーキング審査、歌唱審査、質疑応答などでアピールした。知性や将来性、カリスマ性なども吟味され、クール・ジャパンが盛り上がる中で世界で活躍できるかどうかも重視。審査員を務めたKADOKAWAの井上伸一郎代表取締役専務は「大激戦だった」とレベルの高さに唸った。
辻さんの執念が他を上回った。これまで何度もオーディションに落ちてきたというが「どうしても声優になりたい」と諦めず、大一番で開花。「どんなに忙しくなろうと頑張る」と力を込めた。声優としては「すべてのジャンルで色んなキャラクターを演じたい」と言い、好きなアニメは「たくさんありすぎて……」と迷いながら「ドラゴンボール」を挙げた。
辻さんは、グランプリ賞金100万円を獲得。一方で、オスカーと青二プロの両社の所属となり芸能界・声優界デビュー。「映画プリキュア」出演決定のほか、文化放送のラジオレギュラー番組、Amebaのスマートフォン向けゲーム「ガールフレンド(仮)」出演が約束されている。また、KADOKAWAの井上専務は、3月22、23日に東京ビッグサイトで開催されるアニメイベント「AnimeJapan」でさらなる発表があると予告した。
準グランプリには花房里枝さんと高橋美衣さん、マルチメディア賞には吉村那奈美さんが選ばれ、辻さんと4人そろって「映画プリキュア」に出演することになった。また、特別審査員として、剛力のほか、女優の菊川怜、声優の野沢雅子、古谷徹が参加した。
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■土石流被害からの復興願い 伊豆大島「椿まつり」PR
神奈川県箱根町の温泉テーマパーク「箱根小涌園ユネッサン」で19日、東京都・伊豆大島の魅力を紹介する「伊豆大島椿まつり」が始まった。昨年10月、台風による大雨で甚大な土石流災害に見舞われた同島の観光協会関係者やミス大島らも駆け付け、復興ぶりをPRした。
イベントは3月23日まで。伊豆大島の名物であるツバキから採取した油や花びらを入れた「椿風呂」を楽しむことができるほか、園内のレストランには油を使った特別メニューもある。
観光協会関係者は「宿泊施設や道路が大打撃を受けたが、観光客の受け入れ態勢もようやく整った」とアピール。ツバキの開花に合わせ、1月26日~3月23日に伊豆大島で開かれる「椿まつり」にも「ぜひ来てください」と呼び掛けた。
椿まつりに観光客も来つつある
■暴走する韓国フィギュア報道「真央はヨナの敵ではない」「演技力と精神力も崩壊」
ソチ五輪の本番まで1カ月を切り、選手本人より周囲が早くもヒートアップし始めている。
特に、実力が拮抗するライバルが存在する国ならばなおさらか。
前回のバンクーバー五輪女子フィギュアで、浅田真央(銀メダル)を破って金メダルを獲得したキム・ヨナの母国、韓国では1月7日に東亜日報(電子版)が「浅田真央、もはやキム・ヨナのライバルではない」とショッキングな見出しの記事を配信した。1月5日まで実施された韓国選手権でキム・ヨナが227・86点の高得点で大会2連覇したことを受けて、日本のスポーツ紙の見出しが「複雑で心配そうな心境をよく示している」と解説する。
特に挑発的なのが「韓国内のフィギュア専門家は『浅田はもうキム・ヨナのライバルではない』と口を揃える」と紹介。審判員の話として「だんだん水準の差が広がっている。ジャンプや身動きなど、全ての部分でレベルが違う」とあおり、終いには「ジャンプ一つを見てもキム・ヨナがプロバレーボール選手のようなジャンプだとすると、浅田は学生のジャンプだ」と容赦がない。
その根拠が、4年前のバンクーバー五輪なのだ。SP(ショートプログラム)で、浅田がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させるなど欠点のない演技で73・78点を稼いでも、キム・ヨナはそれを上回る78・50点を獲得。最終的に205・50点対228・56点で20点以上の差でリードした、と締めくくっている。
それは4年前の話ではないか。浅田は今季のグランプリ(GP)シリーズで3戦3勝を挙げている。唯一優勝を逃し3位に終わった全日本選手権を棚に上げて、中央日報は電子版で「演技力と精神力も崩壊…自身のわなにはまる浅田真央」と屈辱的な見出しをつけている。
浅田は全日本の2週間前のGPファイナル前に発症した腰痛が原因で調整が大幅に遅れていた背景がある。腰の具合が悪い人間が、一流選手の集まる大会で最終的に3位、SPでは1位につけていることの方が驚異ではないか。
当のキム・ヨナは「ジュニア時代から絶えず比較されてきたし、ライバル意識を持っていた。浅田真央がいなかったら今の私もいなかった」と感謝。「お互いに避けたいが、動機づけになり、刺激にもなった」と正直に存在のあり方を認めている。
浅田、キム・ヨナともにソチ五輪を集大成の場として選び、現役引退を口にする。刺激的に相手をこけおろす論調はみっともなくはないか。
















