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グッドネーバーズ・ジャパンのブログ

~こころを守る。身体を守る。~ 
グッドネーバーズは、日本国内を含む世界40カ国以上で子ども支援、開発、緊急支援活動に取り組む国際NGOです。

 

みなさん、こんにちは。ファンドレイジング部のたけやりです。

先日、第二回ちびっこおえかきコンテストで団体賞に輝いた小田原市にある五百羅漢保育園の子どもたちに、賞状と賞品を届けてきました。

ちびっこおえかきコンテストとは?
詳細はこちら

子ども達はみんな元気いっぱい!!大きな声の挨拶ニコニコ笑顔で私たちを迎えてくれました。

 

 
 賞状の授与。ちょっと緊張?!

団体賞の賞品は埼玉県にある株式会社千葉工務店様の積み木セットです。

みんなで遊べるよう3セットいただき、同社の社長様から直接子どもたちに贈られました。

 
 株式会社千葉工務店社長の千葉様と

同園からは、年少組さん、年中組さん、年長組さんの合わせて約68名の皆さんにご参加いただき、親子でしっかりと取り組まれていることが評価され、今回の受賞となりました。

五百羅漢保育園の皆さん、受賞おめでとうございます!

 

  
 
 

また、五百羅漢保育園の先生より同コンテストに関して以下のようなコメントをいただきました。

『親子で取り組むという企画があまりなく、是非してみようと思い昨年(第一回ちびっこおえかきコンテスト)から参加しました。

最初はただ配布して、各家庭にお任せするという形をとったら5~6枚しか集まらずとても残念だったので、今年は絵が描ける年少、年中、年長さん(意図を持って、何が描きたいかかける年齢を対象)を教室に集めてDVDを鑑賞し、園長先生が「なんで学校にいけないのかな?」「どうして働かないといけないのかな?」と声掛けをしながらDVDを見て子どもたちの意見を聞き出していきました。

子どもたちは自分が描いた絵を持って帰り、親御さんに見せてコメントを書いてもらいましたが、家でもDVDを観てくださったご家庭もありました。

DVDの内容については、子ども達に(DVDに出てきた子どもが)何をしていたか等の質問をしてもきちんと返事が返ってきていました。たとえすべてがわからなくても、なにか心にひっかかってくれればと思います。
今回の受賞は子ども達よりも親御さんがかなり喜んでくれています。表彰式は別の行事があり参加できず残念でしたが、来年もぜひ参加したいです。』

先生方、ありがとうございました!

▼団体賞の商品を提供してくださった㈱千葉工務店様
http://www.chiba-arc.co.jp/index.html

こんにちは。広報部のいいじまです。

東日本大震災から明日で4年。あらためて亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 グッドネーバーズ・ジャパンは2011年3月11日の東日本大震災発災直後から約二年半、岩手県大槌町・釜石市・山田町を中心に、緊急・復興支援を実施。避難所や幼稚園での緊急支援物資の配布や、清掃ボランティア派遣、高齢者や子どもの心のケア事業、三陸の高校生を対象とした研修など、活動は多岐にわたりました。
その中から、活動地域だった大槌町の現在の様子をお伝えします。

鮭の遡上で有名な大槌の川。今シーズンの鮭の水揚げは?

 大槌の水産業を支えてきた鮭定置網漁。鮭のふるさとである大槌町の川は震災後、橋が流され、大量の流木・瓦礫やヘドロであふれていました。

「鮭が遡上するきれいな川に戻して、被災地の方に希望を持ってもらいたい」
そんな思いで実施した河川清掃のボランティア派遣プログラムには、毎週末100~400人もの方々が、ボランティアとして参加してくださいました。

 鮭は放流後3~5年かけて母なる川に戻ってきます(主流は4年)。つまり今シーズンの4歳魚は、震災時に放流されるはずだった鮭
ということになります。
当時、ふ化場は津波で壊滅的な打撃を受け、稚魚の放流がほとんどできませんでした。今シーズン初めの昨年秋には、多くの鮭が遡上する姿が見られたそうですが、その後は上記の理由により4歳魚がほとんど戻ってこず、水揚げは例年より少なくなっているそうです。


遡上した鮭(写真は2011年11月に撮影されたもの)


 昨年12月7日には大槌川河川敷にて「おおつち鮭まつり」が開催され、鮭つかみどりや鮭汁の提供が行われました。2011年当時はグッドネーバーズ・ジャパンが役場と共催で「おおつち鮭祈願祭」として運営を支援しましたが、現在は震災前のように地元の自治体が主体となって開催しています。

おおつち鮭まつりについて(大槌町WEBサイトより)

河川清掃をするボランティア

(2011年6月25日大槌川水門付近)

現在の大槌川。奥の建物は仮設商店街の「福幸きらり商店街」
(2015年2月28日 大槌川水門付近)

ご寄付のお願い

地震の脅威や、災害により「当たり前の生活」を奪われる辛さを、日本に住む私たちはよく知っています。
グッドネーバーズ・ジャパンは今後も、東日本大震災や海外で発生したさまざまな災害において緊急支援を実施してきた経験を活かし、少しでも被災した人々の力になれるよう活動していきたいと思います。

地震、台風、洪水、干ばつなど、いつどこで起こるかわからない自然災害に迅速に対応するには、災害援助に備えた資金がとても重要です。
当団体は、このような災害に備え、緊急支援のための募金をしています。
お寄せいただいたご寄付は、国内外での災害発生時にグッドネーバーズ・ジャパンが行う、緊急支援活動(食糧・生活必需品・学用品の配布、住居の再建支援、心のケア等)に使われます。

ご寄付はこちらから (毎月継続的にご寄付いただく定期サポーターです。支援地域は「緊急支援(全般)」をお選びください。)

皆様のご協力をお願いいたします。
「私達は本気です。大人も本気になってESDに取り組んでください。」

突然ですがこんにちは!スタッフのやぐちです。
11月12日、名古屋の国際会議場で3日間にわたって開かれていた『ESDユネスコ世界会議』が閉会しました。


イリーナ・ボコバ・ユネスコ事務局長のあいさつ

  
教育大臣やNGOの代表者、大学等で教育に関わる専門家など、世界中から約1100名が一同に集いました。
教育に関わっているNGOの一員として私も参加の機会を得たのですが、これほど大きな世界会議に出席するのはもちろん初めてなので、とても刺激の多い3日間でした。

愛知県主催の歓迎パーティー。すごい人の数です!



ESDとはEducation for Sustainable Development - 持続可能な開発のための教育 
のことで、2004年に日本が世界に提唱した理念なんです。もっと詳しく⇒http://www.esd-aichi-nagoya.jp/esd/about/index.html
 
10年目を迎えるESDが世界中でどんな成果をあげてきたのか、そして今後はどうしていくのかを話すのがこの世界会議の目的です。
詳しく話していくととてつもな~く長い話になってしまうので、ここでは私が印象に残ったことをいくつか紹介します。


グッドネーバーズ・インターナショナルのスタッフと出席

 
 
まず何よりも感じたのは「ユース(若者)の活躍」。
名古屋のユネスコ世界会議が始まる前の11月4日、岡山ではユネスコスクール世界大会というものが開かれていました。これには150名もの高校生が32カ国から集まり、若者の意見を世界会議に届けるべく、ESDの今後について議論を重ねてきました。


各国からの若者が主催したユースカンファレンス
 

 
そして世界会議本番の10日~12日。名古屋に来日する参加者をサポートするために、200名もの学生が各国の代表団に一日中付き添い、英語で会話しながら生き生きと活動していました 彼らはボランティアとしてこの機会に応募し、日本全国から集まったのだそうです。
そして、3日間を締めくくる全体会合では、名古屋の高校生が世界に向けて冒頭のメッセージを発信しました。この日のために準備に準備を重ねてきた高校生たちが発した
 
「私達は本気です。大人も本気になってESDに取り組んでください。」
 
というこの一言は、広い会議場内に響きわたりました。


  

ただ、「ESD(持続可能な開発のための教育)に取り組んでください」と言われてもほとんどの人はピンとこないのが現状かと思います。
しかし彼らの願いは『差別も不安もなく、平和で安全に、楽しく生活できる社会にしたい』ということであって、それが彼らの考える『持続可能な社会』なのです。 
 
ESD は、環境、貧困、人権、平和、開発といった、現代社会の様々な課題に関わっています。つまり私達全員に関係しているのです。国の教育政策という大きなことから、地域や家庭での子どもとの関わり方という身近なことまで、全てを指しています。
 
これまでの10年間、政府や国際機関、NGOや教育者、多くの大人達がESDに取り組んできたのは事実です。
しかしそれと同時に、たくさんのユース達もESDに取り組み、その推進を支えてきたんだ、というのが、私が3日間会議に出席して感じたことのひとつです。
本当に頼もしい限りです
 
ユースにしかできないこと、大人にしかできないこと、片方だけじゃなく一緒になればできること、色々あると思います。
名古屋で開かれた会議には、ブラジルから来た17歳の学生がユースを代表しパネリストとして登壇しました。世界中のユースと対話を重ねてきた彼は、「持続可能な開発」についてこのように述べました。

「僕らもいずれ大人になるので、ユース代表と言われると、少し変な感じですね。地球(自然)は大人が子どもへと受け継いでいくものではありません。子どもたちのために、大人が地球を借りているだけなんです。だから大事な議論をするときは、僕たちのような若い世代も加わるべきだと思います。」

「親も学校の先生も僕たちのガイドなんです。だから押し付けるような教育はだめです。同世代で話していると、従来の主流だった職業はもはや僕たちがやりたいことではないんだと感じています。親は、例えば、弁護士になりなさい、などと言うけど、大切なのはお金ではないんです。子どもが一番いい形で世界に貢献できるように、大人が導いていくべきです。」

 




各国の代表団の前で堂々とスピーチしてくれた彼。会議最終日に声をかけると快く写真を撮らせてくれました♪

私達以上に「持続可能な開発」と真剣に向き合い、行動を起こしているユースが世界中にいます。
大人も負けていられませんね!