学生時代、バイトをしていた茨城のジャズのお店では、ジャズ通のマスターが新譜を見つけてはBGMにセレクトをしていた。
初めて聴いたケイコ・リーさんの歌声はハスキーでかっこよく、もしバークリーに留学してピアニストになったらいつか共演できるのかな…と思いながらヘビロテしていた。
その後、僕はバークリーを諦め、6年かかって卒業し、システムエンジニアになり、コンサルをやり、営業を経てピアニストになった。
「でもね、その遠回りがなかったら君は五十嵐一生さんとも出会わなかったし、ケイコリーさんと初共演をすることもなかったかもよ。」
19年前にタイムトラベルして、色々と悩みながらエンジニアをやっている自分に伝えてあげたい。
五十嵐一生 Special night at Satin Doll
中牟礼貞則 Gt
森下 滋 Pf・Key
永田 ジョージ Pf・Key
Special Guest
ケイコリー Pf・Vo
May the force be with me/you.