鈴木道子 Nocturne #22 2017SS ランウェイショーは服と音とモデルとの闘い | 永田ジョージ Official Blog powered by Groove Pockets

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ぶつかり合うことで産まれる表現がある。
「音楽は加減しなくていいから」
その一言で火がついた。

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Yohji Yamamoto出身の敏腕デザイナー鈴木道子さんが手がけるブランド "Nocturne #22 In C Sharp Minor, Op. Posth." ブランド名のノクターン22番…ショパンのノクターンは21番までしかなく、ブランドとしてそれに続く音楽的な表現というコンセプトであり、ピアノにもとても縁深く。
 
そんな彼女の2017年春夏コレクションのランウエィショー、演奏のリクエストされたのは3曲 - ショパンのノクターン、ジャズのTake 5、そしてモーツァルトのレクイエムでした。曲間のインプロ部分にはRadioheadもさらっと入れてみたり。
 
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昼のリハーサルの時には33着の服を纏うモデル達が歩きやすいように、そして音楽がウォーキングの邪魔をしないように加減しながら弾いたのですが、その後に言われたのが冒頭の言葉。それならばと本番は手加減せず、がっつりと弾かせてもらいましたよ。
 
確かに、ピアニシモからフォルテシモまで、そしてバラードから16ビートのグルーブありまでメリハリがある方がモデルも表情や動きが豊かになり、きっちりと盛り上がってフィナーレの全員ウォーキングまで至りました。
 
1400秒のショーを弾ききった…パタリ…
 
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終わった後に山本雄司さんと話して印象に残ったのが「ショーは戦いだからね、モデルが音楽に表現力で負けるようじゃダメでしょ。」という言葉。
 
最近は協調性のある音を出してばかりだったので、久々に新たな扉を開きましたとさ。めでたし。
 
Fashion Snap Show Report
 
Nocturne #22 Facebook

PS 不思議なご縁で初共演のアリサ、誕生日おめでとう!

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