ソロピアノ・コンサート in 池坊東京会館、一人だけど独りにあらず | 永田ジョージ Official Blog powered by Groove Pockets

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一人と独りは違うんだな。

昨日は人生初の、ソロピアノ・ホールコンサートでした。一昨年、カリフォルニア州サンディエゴでレコーディングをしたソロアルバムを、御茶ノ水にある華道の東京本部・池坊東京会館にてお披露目するために。

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前日にはきっちりと調律を入れていただき、なるべく見やすいように席を配置。当日のお昼に恵比寿にあるマカロンカフェ、le petit couerに70個分の波色マカロンを取りに行き、バタバタと会場入りしたと思ったら間も無くコンサートのはじまり。

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家を出る直前に思いついた初の試みとして、ピアノの中に置いたスピーカーから曲にあう環境音を流してみました。波の音と晴天の青空をバックにJobimの名曲を弾いてみたら、心も音も海辺にトリップしました。これ、またやってもいいかも…

もう一つの試みは、ミニ対談。僕には腹違い父違いの弟がいるのですが、彼は右脳と左脳のバランスが良く、今回の作品についてのインタビュワーとして実に上手く引き出してくれるのです。休憩時間の対談は和気あいあいと終わり、そのままスムーズに2ndステージへ。

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思い出に残る曲、思い入れのある曲を思いつくままにやっていたら、あっという間にラストソング。最後はアルバムの1曲目に収録したスパルタカス愛のテーマで締めました。

アンコールはPat MethenyのLast Train Homeだったのですが、タイミング良く総武線が横を通ってくれて、ピアノの音色の合間にぴったりとはまる環境音を加えたのも、ちょっとしたミラクルです。

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そういう写真や動画では残せない貴重な瞬間を、興味を持って初めてきてくれた方、前からずっと応援してきてくれた方、久々に顔を見にきてくれた大学や会社の友人たち共有できたこと。みんなが帰って片付けも終わった後、ガランとしつつもそこに残る余韻が暖かかったです。

初の試みだらけを暖かく見守って下さっお客様、運営を手伝ってくれたマリさん、CDのジャケットデザインをしてくれたミキオさん&ザッキー&かのこ、調律師を超えた調律師の仁さん、直前のマカロン20個増量にも対応してくれたshokoさん、もっとソロライブやるといいよと促してくれた小沼ようすけ君&岩佐文恵さん、貴重な施設を貸して下さった池坊の皆様。

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本当にありがとうございます。

次のソロコンサートは未定ですが、また4月以降も「見にきて、よかった」と思える音楽をやっていきます。

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永田ジョージ