こんにちは
久々の製品情報blogです!
2025の新製品が続々と発表されていますが、
先月発売されたちょっとおもしろいホイールがございますのでご紹介!
トレンドのグラベルバイク用のZIPPの新作です
ZIPP303 XPLR S と ZIPP303 XPLR SW の2本のホイールです
近年の研究により業界的にホイールのワイドリム化が進む中、
ZIPPはその中でも顕著にワイドリムの方が速いという研究結果を出してきました。
今回はその理論を体現するリム内幅32mmという、
従来の商品には無い超ワイドな商品をリリースしました。
「Zipp 史上最速のグラベル ホイール」だとメーカーは発表しています。
40 ~ 60c のタイヤにフィットするように作られており、
40mm 幅のタイヤを装着すると、最大の空力効果が得られます。
一見すると普通のディープリムホイールですが、
近くで見るといかに幅広のリムかよく分かります!
※写真右のワイドリムホイール ZIPP 353NSW と比べても
その太さの違いがよくわかります!!
なぜここまでの太さのホイールを開発したのかについて、
メーカーは以下のように述べています。
・グラベルレースの高速化
選手の技術の向上、機材の進化により、バイクの平均速度は年々向上しています
2006年の大会優勝者の平均スピードが25kmだったのに対して、今年は35kmが平均です。
・従来のホイールとグラベルタイヤのミスマッチ
従来のグラベルホイールは現在標準的なグラベルタイヤの太さに対して細く、
空気力学的に効率の良くない組み合わせとなっています
・タイヤの空気圧
空気圧の低いタイヤは砂利道でスピードを出すために必須です。
これを考慮して設計しているメーカーは極一部ですが、低い空気圧での
コーナリングでの横方向の負荷まで考慮できている商品はありません
また、現在のグラベルリムの設計では、低い空気圧の場合のリム内を
防ぐことができない構造になっています。
これらの問題点を改善したホイールが今回の新製品です。
現在業界で販売されているグラベル タイヤの推奨幅は 38 ~ 50 mm で、
グラベル ホイールのリム外幅は 28 ~ 30 mm です。
従来のリム幅のホイールで40mm以上のグラベル タイヤを使用すると
空気力学的なミスマッチが生じ、速度が損なわれてしまいます。
これを大幅にリム幅が太くなった事により、タイヤギャップが無くなり
空気抵抗が低下、一般的な太さのリムと比べ5ワットの空力的優位性を得ました。
一般的なグラベルホイールに対して、空力性能、振動吸収、軽量性、耐久性の全てで上回る革新的なホイールです。これまでのグラベルホイールが持つ安定性と耐久性に加え、エアロ性能や振動吸収といった新たな要素が加わることで、どのような過酷な環境でも高いパフォーマンスを発揮します。
これにより、ライダーはより快適で速いライドを楽しむことができるようになっています。
ホイールは2グレード スタンダードのSとハイパフォーマンスのSWが発売されています。
SWはZIPP独自のリムのディンプル加工、とハブのグレードがよりよいものが使用されています。
価格差は約14万円、重量差は146g
基本設計やコンセプトは同じですので、ご予算に合わせてお選びいただけます。
その他、詳細は商品ページからご確認下さい。
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