自転車講座⑥ クランク周り その1 | GMT Cycleのブログ

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こんにちは!! スタッフの大野です ぺこ
前回の更新からご無沙汰してしまいました汗
目指せ!連日更新   …できたらいいなぁw


自転車講座⑥ クランク周り その1 (ボトムブラケット)


前回予告しました、クランク周りのお話上げ上げ

クランク周りとは、自転車を動かす駆動部のパーツのことです。




クランクやチェーンリングを取り付ける前に…

フレームに合ったボトムブラケット(よくBBと表記されます)を取り付ける必要があります!




◆ボトムブラケット



ボトムブラケット(以下BB)はクランクを支える軸になります。
ベアリングが内蔵され、クランクをスムーズに回すことができます。

フレームにをBBを取り付けるBBシェルという筒があり、
規格が4種類ほどあります。
それぞれ互換性はありません。

ピストバイクはJISとイタリアンサイズが大半です。







◆BBの種類



・コーン&カップ式

昔から使われているボトムブラケットで、クランク軸、ベアリングなどが独立しています。

分解して洗浄やグリス注入などができます。


・カートリッジ式

クランク軸、ベアリングなどが一体となっているボトムブラケット。
取り付け、メンテナンスが容易にできます。



◆クランク軸の長さ

クランクにはそれぞれ指定の軸長が決まっています。
軸長を合わせないと正しいチェーンラインが出ず、チェーンが外れやすくなったりして危険です。



クランク軸とクランクの連結部の形状も4種類ほどあります。



◆クランク軸の種類





・四角テーパー


 クランク軸の両端の断面が四角でテーパーとなっている連結方式。
クランクは同じく四角でテーパーの付いた穴があいてます。



・オクタリンク

カートリッジBBのクランク軸とクランクとのシマノの連結方式。
8歯のセレーション(スプライン)を使っています。
当初出たV1形と
その後に出たV2形があり、長さ・幅が異なるので互換性はありません。



・ISIS

 
オクタリンクはシマノの特許のため、メーカー数社が対抗して作った規格。 
スプラインの歯は10歯で、オクタリンクの8歯とは断面形状も異なるので互換性はありません。



ピストバイクでもロードバイクの主流であるアウトボード式BBの商品も増えてきています。


アウトボード式BB


従来のBBよりもっと剛性を高めるためにシマノが開発したBBです。
BBのベアリングが、BBシェルの外側に位置することで、BBシャフトを保持する間隔が広くなり、
BBシャフトが右クランクに予め嵌合されており、より剛性が高まっています。
現在では他メーカーからも同タイプのBBが色々出ています。



シマノ ホローテック タイプ


カンパニョーロ ウルトラトルク




またピストバイクでの使用ではスピンドルとクランクが一体型の為、固定ギア独特のダイレクト感がアップしています!
踏み込みが強いピスト乗りにはフレームへの負担が軽減され非常にメリットが多い構造になっていておすすめです!



以上、BBやクランク軸の規格について説明しましたが、フレームのBBシェルの規格によって使うBBが決まり、
自ずとクランクもその規格に合ったものになるという感じでしょうか。


次にクランク、チェーンリングなどを選ぶわけですが…
話が長くなってしまいました^^;  というわけで To Be Continued...

ではまた~んぢゃ。



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