バジャドリー戦。結果は2-1.
辛くもジョナスのロスタイム弾で勝利。
しかし、問題は山積み。
アルゼンチン人ボランチの不調、天狗状態のフェグリ、得点の決められないエース。
PK失敗のエースには厳しいブーイングも。
今日の失点の原因もティノが守備をサボった結果。失点に絡んでくると擁護しようがない...会長の辞任も相まって、バレンシアのクラブの雰囲気はあまりよくない様子。
選手間のいざこざがないのが唯一の救いだが....
≪考察≫前半からテンポのよいパス回しを見せ、普段以上のインテンシティと集中力を見せたバレンシア。
特に左MFとして出場したカナーレスの動きが素晴らしかった。
久々に本来のポテンシャルの光ったカナーレス。
この二人の関係が今後のバレンシア躍進の鍵となるか?ボランチの
パレホと狭いエリアで正確なタッチのパス交換を交わして、相手のゴールを脅かすと、次のチャンスには華麗なドリブル技術でメスタージャを沸かせた。
持ち前の縦パスに磨きが掛かった印象。守備にも積極的で前半戦とはまるで別人。また、ここ最近のバレンシアで最も驚きを提供しているのがCBとして開花しつつあるマテュー。
運動量の減るCBというポジションでは苦手なカバーリングにも力が入り、相手FWとの競り合いにも自慢の身長の高さが光っている。
CBながらオーバーラップもこなすマテュー。その後の守備のミスが減ればよし。とはいえ、まだまだ発展途上。コンバートされてすぐこの活躍を見せていること自体は素晴らしいが未だにお笑い種になりそうなミスの数々は減っておらず、リーガも残りわずかではあるが成長を期待したい所。そうなればバレンシアにとっては願ったり、叶ったりだ。
そして忘れてはならないのが、彼、
ジョナス・ゴンサルヴェス。
正直な所、動き方やシュートの選択には今回も文句が沢山。
しかし、結果は結果。彼に救われたのは事実であるため、今日は素直に評価。
今日のロスタイム決勝点には興奮。素晴らしいの一言。
全てのファンを満足させた得点に感謝。ただし、今日のMVPはジョアン・ペレイラだろう。
守備をサボるフェグリや不安定なCBのカバーリングにひた走っている姿、そして最後まで諦めずに最後のクロスを放った姿にバレンシアニスタは心を動かされたに違いない。
次節も陽気なポルトガル人SBに注目していこうと思う。
あとはすぐにキレる癖を直せばOK。おまけの写真。

さて、最後に。
次の試合までのブログのネタとして、前述に挙げた3つの項目について書いてみようと思うので、気になるという方は是非ともまたお越しください。
それでは。