というのも、今回が彼に触れる最後のチャンスとなるかもしれないからだ。
現地紙のスーペルデポルテによると、今季新加入したフェルナンド・ガゴの出場がほぼ確実。
怪我からも回復し、ほぼ100%の状態で試合に臨めそうだ。
そして、車運がないことで有名なエベル・バネガのアルゼンチン代表の復帰が間近に迫っている。

元ボカ・ジュニアーズの二人の出来次第で、パレホは....
この2つの理由から、今後の彼の出場機会は非常に限られたものとなると予想出来る。
そして、明日のサラゴサとの一戦が、彼の今後を決める分岐点と言えるだろう。
正直な所、パレホは微妙なポジション、役割を任されている現状を考えると同情する。
明日の試合で出場機会を得られるかどうかがまず最初の難所となりそうだが....

しかし、パレホ自身がこの逆行を乗り越えてこその成長であるということも自覚しなければならないとも思う。
先日のマジョルカ戦では、得意の縦パスが数本見られたのだが、これはバルデスのスタメン起用が大きく影響したのだろう。
つまり、前線のスペースに入り込み、パスを受けてくれる正真正銘の「ポストプレー」が彼を生かすポ最大のイントなのだろうことも予想できる。
そう考えれば、ジョナスが調子を落とし、パレホのパスがいかなかったことにも納得が行く。
ともあれ、明日のパレホには多くの注目が集まることだろう。
バレンシアの力になることを信じて、明日はパレホを応援してみる所存である。
参考までに。
バレンシア戦でのパレホのプレー。
Dani Parejo vs VCF。
【ヘタフェ時代のパレホのゴール】
Mallorca戦。
Real Madrid戦。
Sevilla戦。

自分のスタイルを変えるか、チームを変えるのか…….
どちらにせよ冬の市場は、バレンシアの現21番にとっては忙しいものとなるだろう。