まずは、本日の試合について。
相手はバレンシアのカンテラの選手がよくレンタル移籍をして、修行をしているFCクラックス。
アウェイということもあり、警戒をしていたのですが、結果は2-5で勝利。
内容はというと、前半は非常にプレー強度が高く、選手たちがそれぞれ走りに走り、得点を取ろうと必死になっていましたが、後半は少し勢いが落ちて、勝っているいるにも関わらずソワソワしていました。
また、今回は監督がまだライセンスを持っていないこともあり、ベンチに入ることが出来ない。と審判に言い渡されてしまったため、コート内で指示をする人がいない状態での試合。
勿論、交代も遅れますし、ベンチで見ている場合とコートで見ている場合とでは、違う面もあったでしょう。
しかし、監督は外からであっても激を飛ばし、交代の選手を出す際には、たとえ外からであっても、念入りに指示を子供たちに与えていました。
その姿を見て、僕は、価値観が変わりました。
日本で言えば、やはり資格が非常に重要であって、全てと言う印象が少なからずあると思います。
しかし、こちら、スペインではライセンスがなくとも指導を繰り返し、結果を出している監督がいるのです。
僕なんかは、下っ端の下っ端ですけど、試合に懸ける思いや、選手に対する気配りなんかは見ているだけでも、必死さが伝わりましたし、何よりチームのことを考えているという意思が見えました。
そこが、日本とは少し違うのかなと。
日本では、育成の現場において、必死さが見える現場と教養を持たせるための部活動という考え方が真っ二つに分かれてしまっている感があります。
そこは日本の良い所でもあるのですが、本気でプロを目指し、日本を世界のナンバー1にしたいと思う方々にとっては害でもあるのではないでしょうか?
まだまだ、未熟故に、その辺の詳しい事情に深入りできる僕ではありませんが、少しずつでも知っていき、今後の実績に繋げて行きたいと考えております。
今日なんて、相手チームの父兄の方に文句を言われたうちのキーパーは「黙れ!くそったれ!」って言ってましたからね。
こんなの日本じゃありえないでしょう?
子供たちは、こういった面でもプロを目指し戦っているんです。
知っていましたか?
まぁ、正直いいこととは言えませんが.....
このような点でも、知っている人と知らない人では見れる世界が違うのです。
さて、その他について。
人生経験の面なのですが、年上の方とお話させていただくことって本当に重要ですね。
日本で暮らしているだけでは経験できないこと、知らないことを知るには絶好の機会。
まだ、完全に慣れているわけではないですが、学ぶことが多く、自分のフィールドに大きく影響する情報が、どこにでも蔓延っています。
僕は就職活動と言うものの厳しさを知ってはいませんが、そんなものより、実際に経験している人の話を聞くことは、社会的に役に立つし、何より面白いのではないかと最近思っています。
失礼な言い方かもしれませんが、やらないよりはやる!です。
無理だと思ってもやってみれば、案外出来ちゃいますよなんでも。
先日の記事でも書かせて頂きましたが、挑戦は失敗に終ろうとも自分の道に繋がるものであればいいと僕は考えています。
勿論成功させることが、ベストでありマストであるのですが。
皆さんはいかがでしょうか?
日本という小さな国閉じこもらず世界を見てみるのも中々に面白いですよ?
それでは、失礼します。