うちは、ペットというほどでもないが、うちの庭に可愛い生き物がいる。
写真を見ると下方に亀がいる。わかるだろうか?
石と見分けにくいが、可愛いお目目の亀です。
この亀は、父が、20年以上前になるか・・・
母がまだ元気だった頃、うちの敷地の横に流れている川で、父が拾ってきた。
誰かが、川に捨てたのだろうと思う。
雄か雌か、亀の種類もわからない。
ただ、母が亡くなってすぐ父と四天王寺にお参りに行った時、四天王寺の池に同じような亀がたくさんいた。
父が、この亀を拾って来た頃、母がまだ元気だった。
歩いて1分ぐらいの距離に父のいとこの家があり、いとこの奥さんが、お孫さんを連れてうちに、よく来ていた。
そのお孫さんは、うちの母のことを「かめのおばちゃん」と、呼んでいたようだ。、
書道を習いに来ている男の子たちは、亀に興味を持つ子が多い。
夜店で自分が、釣ってきたミドリガメを持って来る子もいて、亀の水槽は、一時、四匹の大所帯になった。
父は、マメで、水槽の水の入れ替え、餌やり、すべて自分でしていた。
小鳥や金魚を飼ってる時もすべて世話は、父がしていた。
父が、水槽の水を入れ替えている間、亀が一匹逃げ、また一匹逃げてて、とうとう、この亀だけになってしまった。
亀は、案外早く歩くのだ。水槽の水を捨てに行ってる間に、足早に、逃げる。
そして、この亀も父が水槽の水を入れ替えている時、行方不明にしてしまった。
主のいなくなった水槽は、とても寂しい。
ちょうど母が手術を終えて療養している時だった。
亀は、鶴と同じく長寿の象徴。存在自体が、めでたい。
どうしても亀を探さなくてはと、私は、思った。
そして私は、亀を探した。そしたら、三日目ぐらいに、家の庭の外の水道の周りに敷き詰めてある石のところに佇む亀を発見。
見つかって良かった。
父は、真夏には、水槽に木の板を半分かぶせ亀に日影を作ってあげていた。
優しい父の一面に驚いた。
姪が幼稚園の時も、同じ幼稚園の男の子が、遊びに来ていて、水槽に手を突っ込んで、亀を触っていたのには、びっくりした。
姪もその男の子も、現在、高校3年生。今春大学生になる。
今は、父も亀の世話もできなくなってしまったけれど、亀は20年以上我が家の歴史を見届けている。
