今年も何卒 よろしくお願いいたします
さて 去年のいつ頃であったか定かに覚えていないのだが このブログを読んでいただいている NEKOKUN様から ある資料を紹介してもらいました、
その資料に目を通す中 福岡県 福岡市の炭鉱を思い出す、
マリノア等には ずいぶん前から買い物へ訪れていて 来る度に、
「ここも 詳しく歩きたい」
何度もそう思っていたのだが すっかり忘れていた…
今回 NEKOKUN様と御話ししたのを切っ掛けに 現地へ向かう事に、
引っ越し先の改装と引っ越しが終わるまで
遊びに行くなと命令を受けていたが去年の誕生日 何とか許可がおりる、
今日は 誕生日なので好きにさせていただきます
とりあえず あんたもついてきなさいw
オニギリでも食べて大人しくしててね
今回 姪浜炭鉱、西戸崎炭鉱跡地とまわったのだが姪浜は 調べ物があるので次回 更新する事とする
さて 志賀島方面へ走る その途中に大岳地区に差し掛かる ここが 嘗て西戸崎炭鉱が操業していた場所である、
現在 ゴルフ場となっている場所に選炭場のような建物が確認できる
運炭線？
南東側に伸び 積み出し港のような場所へつながっているのがわかる
炭鉱住宅も多くあったようで かなり 賑わっていたのではないかと感じます
とりあえず 車を停車させ歩く事にした、
地区の高台に神社がある 赤い鳥居だがお稲荷様だろうか？
境内には 小さな祠があるが 祠には 山ノ神と書かれていた
神社を後にして ゴルフ場へと回り込む、
垣根の切れ目のような場所があり入ると
殉職者慰霊碑が建てられていた
多くの方々が犠牲になられていた、
事故、災害の詳細は まだわかっていない
手前には 本卸坑道跡と書かれていた石碑、
この辺りが坑道だったのだろう
選炭場やボタ山があった場所は ゴルフ場となっており 痕跡などは確認できなかった…
慰霊碑に手を合わせ 住宅地と海岸沿いにも行ってみよう、
綺麗な所である、
ここに石炭を運ぶ道か線路があったのか？
海に目を向ける、
釣り人がいて 良い風景である
積み出し港であろう場所には ゴルフ場の許可が出なかった為 立ち入る事ができなかった
さて 一時間程 歩き回ったかと 車へ戻る、
戻る途中に 古い門柱を発見、
門柱奥は 空き地となっている、
２枚目の航空写真では 多くの建物が確認できる
事務所かなにかあったのか…
気になるので現地の方に御話しを聞いてみる事にした、
丁度 商店に人が集まって話していた、
話しかけると 一番御高齢の方が当時の事を教えてくれました
ゴルフ場の場所で採炭し トロッコが海岸沿いを走っていたとの事、
門柱は 事務所ではないのだが鉱員さん達が出入りしていたようだ
戦時中は 門を厳しく管理していたようだ、
石碑には 昭和12年4月27日の開坑と書いてあった、
門を厳しく見張る理由があったのだろうか？
戦後は 米軍が駐留していたと 何処かで見たような 詳細は 覚えていない
御老人は、
「目の前も 長屋がずらっと 並んどった」
「今は 見る影もない」
と言っていた
現在は 長閑な町だが 炭鉱操業時は 大いに賑わっていたに違いない